〈観光客向けに食べ歩きを楽しめるテイクアウトメニューを充実〉
米ニューヨーク市(NY)の観光客に人気のブラウニー専門店「Fat Witch Bakery(ファット・ウィッチ・ベーカリー、以下FWB)」大阪店が、大阪・心斎橋にこのほどオープンした。NY本店、京都店に次いで世界3店目、日本2店目となる。国内外の観光客が多い立地から、食べ歩きを楽しめるテイクアウトメニューを充実させた。

運営するリボン食品(大阪市、筏由加子社長)は開店に先駆けて内覧会を行った。FWBは98年にNYのチェルシーマーケットに誕生した、愛嬌のある魔女のキャラクターが目印のブラウニー専門店。NY本店オーナーのパトリシア・ヘルディング氏の母親直伝のチョコレートリッチなブラウニーで、本国はもちろん、世界中の観光客に人気という。

日本では、パートナーを組むリボン食品が運営しており、16年に京都・下鴨に店舗オープン。18年8月に予約専門店だった京都の店を販売店「京都店」にリニューアルし、「観光客が気軽に買えるようになり、売り上げが3倍になった」(筏社長)と盛況だ。そのほか、主要百貨店のフェアへの出展のほか、ギフトなどカスタマイズ商品への対応など、様々な展開を進めている。

大阪店は観光客で賑わう心斎橋筋商店街すぐの好立地。パトリシア氏の「国内外の人々に愛される街、心斎橋に出店してみたい」という思いを受け、出店した。NY本店を彷彿とさせる外観・内装となっている。

NY、日本限定、大阪店限定のブラウニーやグッズのほか、日本初の試みとしてテイクアウトカウンターを路上に面する形で設置し、大阪店限定ドリンクやソフトクリーム、これまで本店でしか購入できなかったBig Witch ブラウニーをフレッシュベーカリーとして販売する。内覧会で、リボン食品の筏社長は、「基本的な配合はNY本店と同じだが、日本人の好みや気候に合わせて少し材料を変え、再現している。夢は、NY発だから行きたいではなく、日本のファット・ウィッチ・ベーカリーに行きたい、調べるとニューヨーク発だったという風になれば」と期待を込めた。また、「アジアでの展開を任されており、今後出店できれば」と意気込んだ。

さらに、「当社は創業111年の油脂メーカー。黒子役に徹してきたが、お客の反応を知りたい、また、社員が誇りを感じられるよう、FWBを展開した。会社を120年、150年と永続させ、FWBも長く愛されるブランドにしたい」と思いを込めた。

【ファット・ウィッチ・ベーカリー大阪店 店舗概要】
▽所在地=大阪市中央区心斎橋筋1-3-15心斎橋NSDビル1階
▽営業時間=10時~21時(不定休)

〈食品産業新聞 2018年10月15日付より〉