関西味噌生販協議会は5日、大阪市内のホテルで新春賀詞交歓会を行った。PR活動では、「冷や汁」のPRを推し進め、夏場の需要拡大を図ることを確認した。

土屋福蔵会長(ジャポニックス会長)は「全味工連の統計では、昨年の出荷量は1%ダウンと、まずまず健闘したと言える。全味の小手川会長は、出荷量の中には輸出が一部あり、国内の消費量はそれ以上に落ちているという見方だった。売り場を見ても縮小傾向にある。増えているのは即席で、生みそは厳しい。その中で改元に伴う10連休と、秋の消費増税があり、皆さんの協力で乗り切りたい」と強調した。大阪の明るい話題では、「25年の万博など大きなイベントがある。一方で、人手不足と人件費の上昇を招く可能性があり、特に運送面への影響を懸念している。いいこと、悪いことを飲み込んで前に進みたい」とした。

続いて、土屋勇蔵PR委員長(ジャポニックス社長)は、今年度に実施したPR活動として、親子参加型で「みそまる」づくりや全国各地のみそのテイスティングを体験する食育イベントを実施したことを報告した。今後は、神戸で行われる食育イベントに参加し、夏場の「冷や汁」をアピールすることを検討。「冷や汁を身近なものにし、夏場のみその需要拡大を図りたい」とした。

講演会では、日本料理研究家の谷口博之氏が「和食 東西食文化の比較~江戸、京都、大阪」をテーマに、奥深い東西食文化の魅力を比較しながら話した。

〈大豆油糧日報 2019年2月7日付〉