〈SMT2019〉ひかり味噌、竹屋、マルサンアイ、マルマンなど味噌メーカーが出展

ひかり味噌「朝のむ あまざけ 1000ml」
小売・中食・外食業界の垣根を越えた商談展示会「FOOD TABLE in JAPAN 2019」が13~15日、幕張メッセで開催された(一部既報)。同展示会は、「スーパーマーケット・トレードショー」、「デリカテッセン・トレードショー」、「こだわり食品フェア」、「外食FOOD TABLE」といった食関連の4つの展示会を合同で開くもの。本紙関連では、「スーパーマーケット・トレードショー」で、ひかり味噌、竹屋、マルサンアイ、マルマン、ジャポニックスなどが出展した。

ひかり味噌は、オーガニックみそである「無添加 円熟」を中心に、新商品の「麹の花 無添加オーガニック麦味噌」「同 玄米味噌」などを紹介したほか、甘酒の新製品「朝のむ あまざけ 1000ml」、「土曜日のあまざけ 有機玄米 200g」、「金曜日のあまざけ 有機白米 200g」を出展し、試飲を実施して、飲み心地の良さとコストパフォーマンスの高さをPRした。

竹屋は、「乳清MINERAL糀MISO」300gを徹底訴求した。パッケージカラーのブルーを基調としたブースでは、塩味はそのまま、おいしくて減塩効果のあるみそであることを紹介した。乳清ミネラル塩とは、牛乳から生まれた「塩」で、塩化ナトリウムの食塩とは違い、体に優しい塩であることを説明したほか、医師・医学博士の岡山明氏も太鼓判を押しているみそであることを強力に印象付けた。

竹屋「乳清MINERAL糀MISO」300g

竹屋「乳清MINERAL糀MISO」300g

〈マルサンアイ鮮度みそで「八丁味噌」訴求、ジャポニックス「無添加京懐石」一押し〉
マルサンアイは、ヒット商品となっている「香りつづくとろける味噌」を大々的に展示したほか、豆乳の試飲を展開して、味のバリエーションの豊富さとおいしさを体験してもらった。「香りつづくとろける味噌」の新製品では、八丁味噌、あごだしに加え、「とろける味噌だれ」の認知向上を目指した。

マルサンアイ「香りつづくとろける味噌 八丁味噌」

マルサンアイ「香りつづくとろける味噌 八丁味噌」

マルマンは、「金山寺味噌漬け」で漬け込んだ豚肉をその場で焼いて試食を展開し、実際に味わってもらうことで、味の良さと歩留まりの良さ、単価アップなどが期待できる商品であることを説明した。加えて、マルマン「西京味噌」、「西京漬の素」も紹介し、コストパフォーマンスが高いことから、新商品開発に向いている商品として訴求した。

マルマン「金山寺味噌漬け」

マルマン「完熟もろみ使用 金山寺漬け」

〈ジャポニックスは総菜「スマイルプラス」、みそ「蔵元味噌」を訴求〉
ジャポニックスでは、総菜の「スマイルプラス」シリーズを展示スペースの中心に配置し、品ぞろえの豊富さと、新製品の親子丼をPRした。
 
みそ関連では、定番の「蔵元味噌」シリーズを紹介。発売してから時間は経っているが、袋詰めのこだわりみそとしての認知が浸透しているため、安定した引き合いがあるのだという。一押しのおすすめ商品では、マルコメと共同開発した「無添加京懐石」を提案。他社との差別化商品として今後とも訴求していきたいとした。

ジャポニックス「蔵元味噌」シリーズ

ジャポニックス「蔵元味噌」シリーズ

〈大豆油糧日報 2019年2月20日付〉