同社によると、年明け以降、植物油業界のコスト環境は一段と厳しい状況を迎えているとし、菜種新穀原料が高水分であることや、シカゴ大豆、ウィニペグ菜種、パーム油相場の上昇などにより、「油脂コストの上昇が避けられない状況」としている。
また、物流費、包装資材調達コスト、人件費など、生産・物流に係るコストの上昇を主な要因とした、2019年6月納入分以降の価格改定がコスト上昇を吸収する水準にまで至っておらず、「最大限経営努力には努めてきたが、価格改定せざるを得ない状況となっている」と説明する。
〈大豆油糧日報2020年2月21日付〉
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