ローソンおでん発売、ウィズコロナでついたて設置し価格を統一、セット販売も

ローソン ウィズコロナで「おでんシールド」設置(画像はイメージ)
ローソンは8月25日から順次、全国のローソン店舗(1万3,656店7月末現在)で、ウィズコロナの新たな形でのおでん販売を開始した。

レジカウンター横で展開するおでん鍋の前方に、飛沫防止用アクリル板ついたて「おでんシールド」を設置する。また、今年度から価格を税込90円に統一(一部エリア商品除く)し、セット商品の販売も開始する。これにより接客時間の短縮や、会話を減らすことができ、飛沫防止につながるとしている。

アクリル板ついたて「おでんシールド」(イメージ)

アクリル板ついたて「おでんシールド」(イメージ)

「おでんシールド」は来店客側に設置し、高さは77cmで、一般成人男性の飛沫を防ぐ高さを想定している。さらにおでん鍋の蓋は常時閉め、販売時のみ開放することで、安全・安心な売場環境を整える。
 
手軽に注文できるセット商品(税込398円)は、大根、たまご、絹厚揚げなど人気の定番具材5品をセットにした「定番セット」と、牛すじ、あらびきウインナー、つゆしみがんもなど、お酒に合う具材5品を集めた「おつまみセット」を用意する。販売エリアによってセット内容は異なるとしている。
 
また、自宅で過ごす時間が増え、調理ニーズや自宅のみ需要が高まっていることから、9月1日から順次、本格的なおでんを楽しめる具材セットの販売も実施する。つゆしみ大根6個、絹厚揚げ4個など計25個のセットは、自宅で煮込むだけで簡単に本格的なおでんが食べられる。すでに発売中の「おでん550g」(同208円)は、2種類のかつお出汁で抽出したつゆに、大根、ちくわ、さつま揚げなど7種の具材を入れて煮込んだレトルトタイプだ。
 
また、2020年はフードロス削減の観点から、全国統一のつゆに変更するとしている。
 
〈大豆油糧日報2020年8月26日付〉