新型コロナ感染拡大後の豆腐・納豆の各週の販売金額の前年同期比増減率の動きを、KSP-SP社POSデータから振り返る。データは、全国のスーパー約1,030店舗が対象、2020年3月9日~9月27日の隔週の動き。緊急事態宣言が7都府県に発令された4月7日の週(4月6日~12日)は、納豆は前年同期比18.8%増、豆腐は9%増と大きく伸長している。

納豆は続伸し、4月20日週は24.1%増と、この間で最も大きい増加率を示した。その後は落ち着きを見せ始めたが、通常であれば需要が鈍るゴールデンウィーク期間中の5月4日週も、外出や帰省控えから前年同期を上回っているほか、2ケタ伸長を見せる週も散見される。直近9月21日週は4%増と上回るも、前年は納豆の需要が振るわなかった年でもあり、業界では「直近においては、絶好調とは言えない」と慎重な見方がなされている。

豆腐は、長梅雨の影響を受け7月~8月半ばは振るわない状況だ。しかし一転、8月半ばから猛暑日が続き、盛り返しを見せている。

〈大豆油糧日報2020年10月22日付〉