ヤマダフーズ、9月末で豆腐事業を終了、市場競争熾烈化やコスト上昇など受け判断

ヤマダフーズが豆腐事業終了へ(画像はイメージ)
ヤマダフーズ(秋田県仙北郡)はこのほど、2004年から19年にわたって展開してきた豆腐事業を終了することを発表した。事業撤退日は今年9月30日(最終出荷日)としている。

理由について同社は、市場競争の熾烈化、原材料をはじめとする製造コスト上昇など事業環境が厳しさを増す中、業績の低迷を脱しきれない状況にあるとし、事業継続の方向性を探ったものの、同事業の継続は困難と判断したという。今後は、経営資源を納豆事業に集中していくとしている。

〈大豆油糧日報2022年6月1日付〉