ガスト、30品から3品選べる平日限定『フィットメニュー』提供スタート、デザートだけ・肉メニューのみなど自由に選択可能

すかいらーくレストランツが展開するファミリーレストラン「ガスト」は2月19日から、平日限定『ガストフィットメニュー』の提供を開始する。
30品目の中から自由に3品を選べる新サービスとなっており、価格は税込990~1,090円(一部メニューは別料金が必要)。メニューを自由に選べることに加え、ドリンクバーと日替わりスープもセットについてくる。都市部の価格と比較して、ディナータイムでは最大800円お得になるという。節約志向の高まる中、値ごろ感のあるメニューの提供で来店客の獲得を狙う。

今回のメニューは選ぶ楽しさを追求したという。選べる30品の料理には、「FITミニチーズINハンバーグ」や「ペペロンチーノ〔ハーフ〕」といった定番メニューのミニサイズに加え、「蒸し鶏とケールのサラダ」といったサラダ類や、「バナナスプリットサンデー」などのスイーツ類もそろえている。サラダを中心としたメニューを選んだり、肉ばかりを選択したり、スイーツ3種にするといった多彩な活用ができる。なお、メニューにはおすすめの組み合わせも案内している。

メニューの提供は、平日午前10時30分から閉店まで行う。
マーケティング本部ガストメニュー開発チームの内田道敬氏は「食べる量も調整できるため、その日の気分に合わせて自由に楽しめるようになっている」と話す。
店舗のオペレーション面にも気を使いながらメニューを開発したという。内田氏は「元々ハーフメニューは提供しており、新たにハーフメニューとして提供する料理については、盛り付けなどの負担を減らせるよう、できるだけシンプルにしている」と語る。先行実験を行った店舗では、男女問わず幅広い年齢層から活用されたようだ。
2月19日に行われた試食会で、ガスト開発グループディレクターの六笠雅之氏は「財布にもちょうど良い価格帯に設定したメニューで、食べ方の選択肢を広げることにもなるのでは」と語った。

その他、パスタ新メニューとして「炙り生ハムと海老アボカドのレモンクリームパスタ」(税込890円)など4品を投入するほか、モーニング限定メニューとして「ホットドック」(税込500円)と「ライトモーニングプレート』」(税込500円)も発売する。なお、価格は店舗エリアによって変動する。
