ミスタードーナツ、“サク×ぽふん”って何?新食感ドーナツ&フローズン登場
〈食感で差別化 来店動機を創出〉
ダスキンが展開するミスタードーナツは、新商品発表会を開催し、“新感覚コレクション”としてドーナツ「サクぽふん」とフローズンドリンク「シャリもぐフルーツフローズン」を発表した。
発売は4月27日から。価格は「サクぽふん」がテイクアウト248円(店内253円)、「シャリもぐフルーツフローズン」が同680円(同693円)。

同社は創業55周年を機に、新ブランドスローガン「いつもあるのに、いつも新しい。」を掲げており、商品開発では“体験価値”の強化を打ち出す。
ミスタードーナツ事業本部 商品開発部 部長の鈴木美樹氏は、「ミスタードーナツが大事にしているのは“圧倒的に差別化された食感”」と強調。「わざわざ行きたくなる、そして誰かに共有したくなる体験価値の創出を目指した」と語った。

■“サク×ぽふん”の二層食感 新ドーナツ「サクぽふん」
新商品の「サクぽふん」は、台湾ドーナツに着目し、“外はサクサク、中はぽふん”という2つの食感を融合させたエアリードーナツだ。軽くふんわりとした生地に独自のバッター液をまとわせて揚げることで、表面に凹凸のあるサクサク食感を実現した。
内側の「ぽふん」とした食感は、外側のサクサク感との対比を意識して設計したもの。台湾ドーナツのようなイースト生地のふんわりした食感では新しさが出にくいとし、より軽やかで空気感のある食感を追求した結果、「ぽふん」と表現される独自の口当たりにたどり着いたという。

開発を担当した商品開発部の張正熙氏は、食感のバランスに苦労したとし、「中の生地が重くなったり、外側のサクサク感が持続しなかったりと試行錯誤を重ねた」と振り返る。そのうえで「最終的に、外と中が一体となった新食感にたどり着いた」と語った。
ラインアップは「ミルクシュガー」と「カスタードシュガー」の2種。食感を際立たせるため、あえてシンプルな味付けとし、シュガーの粒度にも差をつけることで異なる口どけを演出している。
「サクぽふん」の販売は5月下旬までを予定している。
■“シャリ×もぐ”の満足感 フローズンドリンク
一方、「シャリもぐフルーツフローズン」は、長期化する暑さに対応した“食べるフローズンドリンク”として開発された。
マンゴーやグレープフルーツを使った香港の「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」と、台湾のかき氷「鳳梨冰(ホンリービン)」を再現した。氷のシャリシャリ感と具材の“もぐもぐ感”を同時に楽しめるのが特徴だ。

氷の粒度を調整することで、シャリシャリとした食感と口当たりの良さを両立。具材にはパールタピオカやナタデココ、フルーツゼリーなどを使用し、サイズや食感の異なる素材を組み合わせることで満足感を高めている。
商品開発部の渡邊詩穂氏は、「何度も試作を重ね、食感と味わいの両立を追求した」とし、「暑い季節にぴったりの満足感のある商品に仕上がった」と語った。「シャリもぐフルーツフローズン」は9月下旬までの販売を予定している。
同商品は沖縄県で先行販売しており、「食感が楽しい」「名前と体験が一致している」といった声が寄せられているという。
■販売ラインアップ(価格はすべて税込)
〈1〉サクぽふん ミルクシュガー
テイクアウト248円/店内253円
〈2〉サクぽふん カスタードシュガー
テイクアウト248円/店内253円
〈3〉シャリもぐヨンジーガムロ マンゴー&グレープフルーツ
テイクアウト680円/店内693円
パールタピオカやマンゴーゼリー、グレープフルーツゼリー、マンゴー味の氷、隠し味のココナッツミルクを組み合わせた。
〈4〉シャリもぐフォンリービン パイン&ナタデココ
テイクアウト680円/店内693円
具材感のある角切りパイナップル、パインゼリー、ナタデココ、パイン味の氷を組み合わせた。
■“食感”で来店動機を創出
今回の新商品に共通するのは、“食感”を軸とした体験価値の提案だ。
「サクぽふん」「シャリもぐ」といったネーミングも含め、思わず試したくなる、誰かに伝えたくなる体験を意識した設計となっている。
同社は今後も、ドーナツという既存カテゴリーにとどまらず、新たな食感や体験の提案を通じて来店動機の創出を図る考えだ。








