スペイングルメフェア2015開催、冷食は2社が出展

スペイン大使館経済商務部は10月6~7日、東京都千代田区のホテルニューオータニで「スペイングルメフェア2015」を開催している。

同フェアは、今回で15回目の開催。厳正なる審査を経て選ばれた食品15社、ワイン22社が訪日し、オリーブオイル類、スプレッド、アンチョビや魚介缶詰、冷凍食品、また、未輸入のスペインワイン各種、カクテルやリキュール類などを紹介した。

冷凍食品は2社が出展。コンガルサ(CONGALSA)社は、伝統的なホームメードの味を、近代的な品質管理で製造したシーフードの調理冷食類を紹介。エンパナディージャ(具入りパイ)、ホタテのガリシア風、イカリング、バカラオ(タラの塩漬け)のコロッケ、海老オムレツ、スペイン風の海老てんぷら、チュロス、魚のアドボなどを展示・試食に供した。

同社はIFS、BRC、ISO14001、EMASの品質認証を受けるとともに、Sustainable Fisheries Partnership(SFP)にスペインで初めて加盟した企業だという。

ヤ・テ・コメレ(YATECOMERÉ)社は、漁業が盛んなガリシア州のシーフードを使った加工食品を紹介。チルド商品では、魚介類のパテ各種(白ワイン風味の毛ガニ、ムール貝、カサゴ、鮭)を、調理冷食ではクロタケ(コロッケ)各種(ガリシア風タコ入り、イカスミ入り、バカラオ入り、長ネギとピキージョピーマン入り、ブラウニーチョコレート入り、野菜入り、サフラン風味毛ガニ入り、ムール貝入り)を紹介していた。同社の商品は市販用のリテールライン、業務用のバルク双方を取り揃えていた。