16年メーカー各社の方針①/ニチレイフーズ 国内需要に応え3年間に100億円の生産投資

<ニチレイフーズ社長・池田泰弘氏>

中計「RISING2015」の施策の進捗状況。現在進めている重点施策の一つ、旺盛な国内需要に対応するための生産能力の増強と生産体制の再編と最適化は、13年度~15年度の3年間に約100億円の国内設備投資を実施し工場再編を行った。

①14年2月に船橋第二工場にミニハンバーグを中心とした家庭用商品の生産開始、②15年1月に船橋工場に『本格炒め炒飯』の新ライン、ピラフ、焼おにぎりの米飯専用工場、③15年6月に白石工場の業務用春巻の新ラインを敷設。

再編の狙いは①国内の旺盛な需要に対応する生産能力の増強②高付加価値を実現する新技術、新ラインの導入③生産効率の向上と省人化推進。生産体制の再編により生産能力を引き上げ、生産効率も高め、競争力を高めている。また新技術で仕上がり品質を高め、信頼度アップ、新需要開拓を図る。

これらの施策により15年度通期は2%増1,985億円、営業利益26%増68億円の見込み。

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