「本格炒め炒飯」は焼豚20%増量、三段階炒めに新コーティング技術/ニチレイフーズ

ニチレイフーズは13日、16年春季新商品記者発表会を行った。家庭用冷凍食品は新商品12品、リニューアル品31品、業務用は冷凍食品新商品20品と常温食品新商品1品を、3月1日を中心に全国発売する。

16年の家庭用冷食は①力強いカテゴリー政策の推進②新需要開拓への挑戦、を柱に展開する。「力強いカテゴリー政策の推進」では、「米飯」「冷凍野菜」のさらなる強化と「お弁当」のテコ入れでマーケット拡大を促す。

米飯市場は15年に前年比26%増(4~12月平均購入規模金額推移)と大幅伸長、16年は更なる成長を実現するため、①定番ベーシックの品質アップ継続②拡販余地の大きいメニューの品質革新の施策で臨む。ベーシックの磨き上げでは「本格炒め炒飯」の焼豚を20%増量し贅沢に、また、さらにパラッと香ばしくするため三段階炒めに新コーティング技術を加え、コク深い美味しさにした。三段階炒めに最適な卵量・調味油を配合。

また、「五目」炒飯の市場活性を目指し、「レンジでふっくらパラッと五目炒飯」を新発売。三段階炒めに本格中華調味料(オイスターソース、XO醤)で仕上げた。内容量500g、7種の具材はねぎ、卵、焼豚、にんじん、たけのこ、しいたけ、きくらげ。

冷凍野菜は素材品質の価値アップと幅広いメニュー利用を促し、洋風野菜、和風野菜を大幅リニューアルする。自社認定農場、自社指定農場の原料のみを使い、にんじんを美味しくするため「スチーム製法」を導入。

また、停滞する「お弁当」カテゴリーには手の込んだ美味しさを提案し、「お好み焼きフライ」を発売、出汁の風味の効いたふんわり生地に4種類の野菜(たまねぎ、ねぎ、にんじん、キャベツ)を練り込み、特製のお好みソースとマヨソースのダブルソースがけで仕上げた。