昭和冷凍食品、厚みと口どけを両立「Gホットケーキ

昭和冷凍食品は1日、2016年春夏の業務用冷凍食品新製品を発表した。昨年新規導入したホットケーキラインから厚みを出しつつ口どけの良い仕上がりの「Gホットケーキ」、居酒屋やおつまみ惣菜として揚げワンタン「揚げてパリパリペッパーandチーズ」など新製品3品、抹茶プチケーキやドーナツ類などのリニューアル品9品を、4月15日から発売する。

当季新製品の開発テーマは①インバウンド需要の取り込み②人手不足+経費削減への対応③ヘルシー+プチリッチ&プレミアム–の3点とした。

インバウンド需要の取り込みでは、特に中国を中心としたアジア人が好む「抹茶味」に焦点を当てた。「抹茶プチケーキ」を改良し、既存の「ぷちもっちーな(抹茶&ミルク)」、昨秋発売の「ミニ今川焼抹茶」とともに“抹茶3兄弟”として売り込む。また「北海道」のブランド力を訴求できる「北海道小麦プチホットケーキ」をリニューアルした。以上4品については販促資材として5か国語のPOPを作り、ユーザーに提供する。

人手不足+経費削減への対応としては、自然解凍対応のスナック・パン類、スライスする手間を省けるスライス済みバゲットなどリニューアルを含めて開発を充実させた。

ヘルシー+プチリッチ&プレミアムの方向性は生活者意識の変化から、円高・株安傾向から財布のひもが閉まりかけているもののヘルシー志向やプチ贅沢需要は確実に伸びると見て、品位向上の取り組みを進めた。

具体的には、口どけとボリューム感の両立を実現した「Gホットケーキ」、抹茶餡の風味を向上させた「抹茶プチケーキ」、北海道小麦の風味を生かしつつふんわり感と歯切れの良さを向上させた「北海道小麦プチホットケーキ」、上質小麦粉を使用しじっくり熟成させた「焼成バゲット」、口どけの良い油脂を使用した「フライ後冷凍ドーナツ」–を挙げる。

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