メルシャンが恒例「秋の利き酒会」、「季節を楽しむ商材に」と横山社長

メルシャンはボージョレ・ヌーヴォー解禁日の17日、毎年恒例「秋の利き酒会」をホテルオークラ東京で開催。日本リカー、ヴィノスやまざきも参加し、新酒を中心に36種類のワインを勧めた。

同社の今年の新酒輸入数量は前年比17%減だったが、「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」は前年比20%増と、高付加価値品にシフトする動きが見られるという。

同社マーケティング部長森裕史氏は、今年の市場と作柄について「ヌーヴォー市場は前年比4~5%減の約50万c/sと推定される。ピーク時から半減したとはいえ、ワインを楽しむきっかけとなるイベントとして定着した。今年は春に雹被害があり心配されたが、7月からは気候も安定。柔らかな酸と赤い果実味を持つフレッシュなヌーヴォーが届いた」と説明。(続きは本紙で)