今回出品する「獺祭」は、旭酒造が主催する山田錦生産農家を対象としたコンテスト「最高を超える山田錦プロジェクト2019」で優勝した米で造ったもの。なお、優勝者の山田錦は同社が市場価格の約25倍となる2,500万円で50俵を買い取っている。
今回の挑戦について旭酒造は「海外のオークションで日本酒が扱われることはほとんどない。それは、日本酒の知名度がまだ低いという事もあるが、ワインの様に熟成を前提とした商品が少なく、投機的な価値での扱いが無いという事も理由。ただ、最高に美味しい日本酒は、そういった壁を乗り越えられるとの想いから、このオークションに挑戦する事を決断した」としている。
〈酒類飲料日報2020年10月28日付〉
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