2019年度インスタントラーメン小学生レシピコンクール開催、農水大臣賞は「がんばれ受験生!! エコな塩カレーラーメン」/即席食品工業協会

(一社)日本即席食品工業協会は12月8日、「2019年度 インスタントラーメン小学生レシピコンクール」の全国大会を開いた。全国9,032通(前回8,235通)の応募の中から、地区大会を通過した14名の小学生が腕を振るった。農林水産大臣賞には北海道の高井莉緒さんが作った「がんばれ受験生!! エコな塩カレーラーメン」が、文部科学大臣賞には山口県の竹野花菜さんが作った「カルシウムたっぷり💛牛乳ラーメン」が輝いた。

同コンクールは食育の推進を目的として実施されており、今年で18回目。今回から文部科学大臣賞が新設された。審査では、おいしさ、栄養バランス、盛り付け、手軽さ、独創性を審査する。審査員長は松尾昭英理事長。日本栄養士会の迫和子専務、全国小学校家庭科教育研究会の曽我部多美会長。これまで、表彰式に参加していた農林水産省食料産業局食品製造課の東野昭浩課長が、今回は審査員も務めた。また、特別審査員として尾木ママこと尾木直樹さん(教育評論家・法政大学名誉教授)も審査に加わった。

開会式で松尾審査員長は、「インスタントラーメンはお湯かけ3分とか、鍋で3分とか、手抜きをすることもできれば、皆さんにこれから作ってもらうように、一手間かけることでしっかりした料理にもなる。うまく生活に取り入れていって欲しい」とコメントした。

表彰式で東野審査員は「地域の食材を使ったり、お父さんやお爺ちゃんの作った野菜も使っていた。農水省としてはとてもうれしい。これからも食に、食材に、できれば地域の農業にも興味を持ってくれたらうれしい」とした。尾木特別審査員は「文科省やOECD加盟の35カ国が、AI時代に必要な学力ってなにか、それを一生懸命考えているの。IQではなくて、HQ(人間性知能)て言って、プログラミング的思考が大切になるって考えられているの。プログラミングじゃなくって、『的』であって、簡単にいうなら『段取り』ね。調理みたいに、準備して、作って、味わって、片付けをする。これがプログラミング的思考。インスタントラーメンを使うのは取りかかり易くてとっても良い。4~5年生はもう一度参加して、周りのお友達にも勧めてみて」とした。

〈米麦日報 2019年12月10日付〉