オリーブ油に注力、家庭用マーガリンはバター風味を展開-日本アクセス②

日本アクセス総合展示商談会「秋季フードコンベンション2016」がこのほど、さいたまスーパーアリーナで開催された(一部既報)。

食用油関係では日清オイリオGは発売20周年を迎える、オリーブ油「ボスコ」シリーズを積極的にPRした。同社は「用途別に多様なラインナップを揃えている。また酸化ブロック製法によりフレッシュな状態でオリーブ油を楽しめる」とアピールしていた。また8月から発売するフレッシュキープボトルタイプのオリーブ油、アマニ油、純正ごま油を紹介した。内容量は125mlの少量タイプで、食卓にそのまま置けて、使用量も調節が効く。ほかにも、エキストラバージンオリーブ油を使用した「ボスコオリーブマヨドレ」(200g、税込360円、)も紹介した。

J-オイルミルズは8月に発売する、収穫後12時間以内を目安に搾ったオリーブ油「AJINOMOTO オリーブオイルエクストラバージンFURTIAPREMIUM」(180g)や、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸をバランスよく含んだ「AJINOMOTOヘルシーオメガバランス」(1000g)を紹介した。マーガリンでは発売50周年を迎える「ラーマ」シリーズを紹介し、ラーマときな粉、グラニュー糖を使用したトーストの試食を通じてアピールした。

雪印メグミルクは9月から、バター風味の味わいを求めながら、カロリーを50%カットしたスプレッド「ネオソフトバター風味カロリー50%オフ」(160g、同230円、写真右)を発売する。担当者は「マーガリン市場はグルメタイプが伸長している。一方でグルメタイプを購入される人の多くでカロリーを気にしている。相反するバター風味と、カロリーカットを実現した商品になる。市場の底上げを図りたい」としている。(詳細は本紙にて)