ローソン、2種の主食メニューをセットにした「よくばりセットメシ」3品発売/満足度とコストパフォーマンス訴求
ローソンは10月21日から、2種類の主食メニューをセットにした「よくばりセットメシ」3品を発売している。
「よくばりセットメシ 醤油ラーメン&チャーハン」「ボンゴレ&トマト」「ミートソース&マカロニグラタン」(いずれも税込697円)の3品で“一品で複数のメニューを気軽に楽しみたい”といった顧客ニーズに応える。
総務省によると、2025年8月の消費者物価指数は前年同月比2.7%上昇し、48カ月連続のプラスと物価の上昇が続いている。8月の実質賃金は前年同月比で1.4%減となり8カ月連続のマイナスで、10月にはさらに全国で約3,000品目の値上げが予測される。生命保険会社のアンケート結果から、約9割以上の人が食費を削減しなくてはいけないと回答している。
10月21日には、ローソン本社で試食会が行われた。商品本部デリカ・厨房部チーフマーチャンダイザー井筒まな実氏は「倹約志向の中で1品で複数の主食を気軽に楽しみたいというニーズが高まっている。ボリュームもやや多めなので男性のお客さまの購入も増えると思う。調理麺カテゴリーで前年対比2割増加を目標にする」と説明した。

今回の新商品は容器形状に工夫を凝らしている。「醤油ラーメン&チャーハン」はラーメンのスープとチャーハンを組み合わせているため、チャーハンを入れる特殊な形の容器は同社専用に作っている。また同時に温めても加熱にムラが出にくいようにした。「ボンゴレ&トマト」は麺を混ぜて「ボンゴレロッソ」の様に楽しむこともできるという。

同社では今年3月に「よくばりセットメシ」シリーズ第1弾として、冷しうどん・天ぷら・いなり寿司を組み合わせた「よくばりセットメシ 冷しちく玉天うどん&いなり」を発売し、30代~50代の顧客に好評だった。
物価高が続く中、今回同シリーズ第4弾として、6週間程展開する。他にも物価高騰に対して、大きなおにぎりは前年対比40%増、パスタサラダなど価格とバランスを考えた商品は好調だという。







