渋谷駅前で「スンドゥブ」試食イベント、若者への認知向上めざす【丸大食品】

イベントで提供された試食のスンドゥブ
イベントで提供された試食のスンドゥブ

丸大食品は14~15日、東京都渋谷区の渋谷ストリーム前稲荷橋広場で、「丸大食品スンドゥブ無料試食イベント」を開き、2日間で3,500食を提供した。両日ともに天候に恵まれ、試食開始前から長い列ができた。気温が肌寒くなるなか、参加者は“実家”を模したキッチンから温かいスンドゥブを受け取り、コタツに入ってご飯と一緒に味わった。渋谷という土地柄、若い来場者が多く、丸大食品スンドゥブの若い世代への認知度拡大につなげた。

「丸大食品スンドゥブ無料試食イベント」の様子
「丸大食品スンドゥブ無料試食イベント」の様子

「豆腐があればすぐできる」をキャッチフレーズに家庭で手軽に韓国料理を食べることができる同社のスンドゥブシリーズ。販売累計2億個を突破し、「スンドゥブの素」は17年連続で売上高No.1(KSP-POSデータ)を獲得するなど、同社を代表する人気商品に成長している。肉と魚介のうまみが詰まった濃厚な旨辛スープに、自家製辛味調味料「タデギ」の辛さがポイントの人気シリーズ。「マイルド」「辛口」「旨極辛」に加え、ことし8月には新たに「にんにくスンドゥブ」を発売した。にんにく量を従来品の2倍配合した商品で、ひと口目からガツンとにんにくを感じられる味わいに仕上げつつ、最後までおいしく食べられるよう、すっきりとした後味に仕上げている。

同社の能勢誠調理加工マーケティング部部長は、「11月に入り気温が冷えてきて、にんにくスンドゥブも売れてきた。コロナ禍では、あまり人に会わないことでにんにくがブームになったが、改めてにんにくスンドゥブを拡大していきたい。スンドゥブの素は17年間No.1であり、この間、認知度を上げるために店頭での試食などを行ってきた。今回は、渋谷でのイベントを通じてさらに認知度を上げていきたい。渋谷という場所、そしてSNSにアップしてもらうことで若い人への認知が進んで欲しい」とイベントのねらいを話した。

同社のスンドゥブの素は、家庭でも豆腐を入れて約10分で簡単に調理することができ、白ご飯との相性も抜群。この魅力を知ってもらうため、会場のイベントブースでは、「おうちスンドゥブ」をテーマにデザインした。喫食スペースには、こたつやフォトブースが設置され、駅側の階段には「スンドゥブ」や「丸大食品」の文字を浮かび上がらせるなど、SNS映えするコンテンツも多数用意された。このほか、スンドゥブセットなどが当たる抽選会も行われた。

「丸大食品スンドゥブ無料試食イベント」の様子
「丸大食品スンドゥブ無料試食イベント」の様子

〈畜産日報2025年11月18日付〉