「ファミペイ払い」で日本赤十字社への寄付を実施、コンビニ通じて支援の輪を広げる

ファミリーマート水野氏(左)、日本赤十字社大山次長(右)
ファミリーマート水野氏(左)、日本赤十字社大山次長(右)

ファミリーマートは、日本赤十字社(東京都港区、清家篤社長)と協力し、スマホ決済「ファミペイ払い」を活用した寄付プログラムを、12月1日から12月25日に期間限定で実施する。

日本赤十字社は毎年12月に、「NHK海外たすけあい」キャンペーンを行っており、その期間に合わせて行う。キャンペーン終了後も2026年1月31日まで本寄付プログラムを延長し、該当期間に集まった募金を日本赤十字社への活動資金に寄付する。

期間中、利用客が全国の同社店舗でファミペイ決済を利用すると、その売上の一部が世界各地で災害、病気などにより苦しむ人々を支援する日本赤十字社の国際活動に役立てられる。本取り組みにより、店舗ネットワークとデジタル基盤を活用し、国際社会で深刻化する人道危機と人道支援の必要性を、生活に身近なコンビニエンスストアを通じて身近に感じてもらうことが狙いだ。

ファミリーマート 日本赤十字社のポスター
ファミリーマート 日本赤十字社のポスター

同社は12月1日、同キャンペーン期間に合わせ、同社サンズ三鷹北野店駐車場で、献血を行った。同日メディア向け説明会を行い、同社地域代表(首都圏)水野康之氏、日本赤十字社事業局国際部の大山啓都次長らが概要を説明した。

同社では2022年から、治療を必要とする患者に血液製剤を安定的に届けられるよう、日本赤十字社と献血車両の受け入れを行うなど支援の連携を強めてきた。

東北地方を中心に一部店舗の駐車場で献血を実施し、昨年は約2,000人が協力した。その中で、初めて献血する人の割合が非常に高いという特徴があったという。

1日の献血では、10時~11時半、13時~16時で1日50名の目標で行った。集まった血液は都内の医療機関などで使用される予定だ。

水野氏は「お客様がいつも利用するファミリーマートだからこそ、献血も協力していただける。こういう取り組みを機に人道支援を身近に感じてもらえると思う」と説明した。

尚、ファミペイ払いで寄付する取り組みは7月より行っており、第1弾の7月から9月は「小児がん支援」をテーマとし、一般社団法人みんなのレモネードの会へ寄付を行った。