イトーヨーカ堂「たこぺったん」京急ロイヤルフーズ供給で駅そば業態開始
イトーヨーカ堂は、自社セントラルキッチンでの「たこぺったん」製造を新たに開始し、1月14日から京急沿線のイトーヨーカドーおよびヨークフーズ、ヨークマートの計28店舗で「たこぺったん」を期間限定で販売している。
また、京急ロイヤルフーズ(東京都大田区・小島賢二社長)への供給を開始し、京急線駅ナカ店舗「えきめんや」「麺丼屋」など12店舗で「たこぺったんそば(うどん)」(税込 680円)を数量限定販売する。
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同日、京急川崎駅でプレス発表会を行い、同社取締役執行役員営業本部長の伊藤弘雅氏やロイヤルフーズ小島賢二社長、大田区の鈴木晶雅区長らが概要を説明した。
伊藤氏は「大田区の魅力を広げるコンセプトに共感し、足掛け3年、児童や先生方と共に開発してきた。今後も地域共創型開発を大事に、包括連携協定を結んでいる85自治体での取り組みも進め、地域魅力発信の一助になればと思う」と説明した。

〈公民連携で30年続く大田区の給食メニューから地域の魅力発信へ〉
「たこぺったん」は、1995年頃に大田区内の中学校に勤務していた栄養士が、「たこ焼きを食べたい」という生徒の声をきっかけに考案した給食メニューで、大田区を代表する思い出の味として親しまれてきた。 イトーヨーカドー大森店では、2023年 9月より大田区や志茂田小学校の児童と一緒に、全国に広める活動を開始し、2024年4月に商品化が実現。2025年 2月には「たこぺったん」と「揚げパン」を組み合わせた 「ハッピーハッピー弁当」を期間限定で販売してきた。
同社大森店西川晃石店長は「これまで大田区内で、弁当や蕎麦などの商品含めて10万個ほど販売し、区内では認知度が向上している。今回、セントラルキッチンで多く製造することが可能となり、地域を広げて販売を拡大できる」と語った。
今回の新商品の開発にあたり、志茂田小学校の児童が実際に「えきめんや」で試食を行い、「盛り付け」や「トッピング具材」などについて提案。これらの意見を反映すべく、同社と京急ロイヤルフーズで検討を重ね、人気給食メニューとそばを組み合わせた新しい駅そばメニューが誕生した。プレス発表会では代表児童らが出席し、新教科「おおたの未来づくり」の一環で「たこぺったん」 を全国に広げていくための商品化・販売方法への取り組みの発表があった。
同社では、食品戦略の一環として「新しい価値提案」を掲げ、地域の食文化や顧客ニーズを起点に、取引先や行政と連携しながら、地域特性に合わせた品揃えと、商品の開発に取り組んでいる。これまでにも、ヨークフーズ東小金井店の「武蔵野うどん」、イトーヨーカドー木場店の「深川めし」、葛飾区と東京聖栄大学と開発した 「栄養学を学ぶ学生考案!生姜ご飯の中華丼」など、地域の特色を活かした商品を展開してきた。







