「無印良品」が冷凍食品を強化 26年春夏は13品を発売
良品計画は、「無印良品」の2026年春夏新商品として、冷凍食品では新商品13品を1月~7月にかけて発売する。同社のイメージにも合致した健康機能を提案した商品として、おにぎりやワンプレートなどを投入する。21・22日の両日、東京都文京区後楽の本社で「無印良品2026春夏商品展示会」を開催した。食品については鈴木美智子執行役員食品部管掌が説明した。
今春夏、食品においては【健やかな食】【身近な「専門店」を目指す】【季節の食を楽しむ】の3つのテーマで商品を投入する。現時点では1月~7月にかけて、食品合計で60品の新商品発売を予定する。うち、冷凍食品(アイス含む)は13品を発売する。
鈴木氏は「食品は『無印良品』の中で一番初めに何を買うかという入口になるカテゴリー。どんなものがあったら店頭が賑わい、お客様に楽しいと思っていただけるか、常に考えテーマを組み立てている」と話す。すでにレトルトカレーとバウムクーヘン系の商品は同社を代表する商品となっているが、新しい食品群を強化する方針だ。特に冷凍食品は強化したいカテゴリーで「栄養バランスなども考慮した際、冷凍食品は非常に合っている」という。また、ここ数年取り組むコーヒーは、健康志向のカフェインレスのものにとどまらず、ゼリー等も含めて提案を強化する。
その中で2026年春夏は、前述3つのテーマで商品を投入する。
このうち【健やかな食】に対応する商品としては、不足しがちな栄養素が補える冷凍のおにぎりや、半生菓子のバウムクーヘン、野菜を多く取り入れる食生活を大切にするスリランカに学んだレトルトカレーなど、日々の食卓で気軽に健康を意識できる商品を提案する。
〈コンセプト「健やかな食」に対応するおにぎりやワンプレートなど〉
冷凍食品では、おにぎりで「たんぱく質がとれるチーズとおかかのおにぎり」「同 鶏そぼろと玉子のおにぎり」「食物繊維がとれる もち麦ごはんの枝豆と塩昆布のおにぎり」「同 もち麦ごはんの鮭とわかめのおにぎり」(各5個400g/650円※価格は税込)の4品を6月下旬に発売。
および、ワンプレートタイプの「1/3日分の野菜を使った雑穀ごはん 白身魚のオリーブソースとグリル野菜」(260g/690円)「同 ひよこ豆のカレー炒めとかぼちゃサラダ」(238g/690円)の2品を7月上旬に発売する。
おにぎり4品は、不足しがちな栄養素である「たんぱく質」「食物繊維」がそれぞれとれる商品。前者のたんぱく質2品は、大豆を加工した素材や鶏肉、チーズなどを使用、後者の食物繊維2品はもち麦を中心に枝豆やわかめなどを使用し、それぞれの栄養素を含む素材を組み合わせ、食感もよく仕上げた。

「雑穀ごはん」2品は、不足しがちな野菜をおいしく食べられるよう、調理や味付けを工夫した惣菜をごはんと一緒に盛り合わせたワンプレート商品。既存のワンプレート3品は肉中心のメニューだったが、今回の2品は魚メニューと野菜メニューを中心に据えた。
コンセプト【身近な「専門店」を目指す】では、主力のカレーはもちろん、コーヒーやパスタなどのカテゴリーで「専門店」としての品揃えを強化。素材を理解し、その持ち味を活かして作った商品を取り揃えた。
〈コンセプト「季節の食を楽しむ」ではデザートを拡充〉
コンセプト【季節の食を楽しむ】では、桜やミントのお菓子、飲料、水出しフレーバーティーなど、季節の訪れに豊かさを添える商品を投入。常温の麺にあえるタレや、冷たいデザートなど、猛暑を快適に過ごす商品群を拡大する。
冷凍食品としては、「桜のクリーム大福アソート」(4個490円)を1月下旬に、「チョコミントのクリーム大福アソート」(同)を4月中旬に発売。前者は桜とミルククリームを合わせた2種の大福、後者はミントクリームとチョコを合わせた2種の大福をアソートした。ほか、アイスでも「素材を生かしたアイス 桜もち風味」「同 チョコミント チョコレート」(各120ml/350円)を発売する。

冷凍食品では、これらに加え同社の冷凍食品で人気の、食材の食感を楽しむキンパ3種を3月中旬に発売する。「キンパ プルコギ」(1本8切れ750円)は、甘辛く味付けした牛肉、ほうれん草ナムル、玉子など6種の具材を巻いた。「同 チーズタッカルビ」(同)は、コチュジャン入りのソースであえた鶏肉などの具材をピリ辛たれを合わせたごはんで巻き、とろけるチーズも特長。より食べやすいサイズの「コマキンパ 野菜ナムル」(4本650円)も追加する。
〈冷食日報 2026年1月26日付〉







