マクドナルド、約6割を10~50円値上げ “500円セット”は据え置き、25日から
日本マクドナルドは2月24日、標準店舗の約6割の商品について税込10~50円の価格改定を実施すると発表した。改定は2月25日から適用する。2025年3月以来、約1年ぶりの値上げとなる。原材料費やエネルギーコスト、人件費の上昇が背景にある。
【商品画像】値上げ、リニューアル、価格改定リストなど、対象メニューを見る

今回の改定では、主力商品の「ビッグマック」を単品480円から500円(税込、以下すべて税込価格)へ、「ダブルチーズバーガー」を450円から480円へ引き上げる。「マックフライポテト」やドリンク類もサイズ別に20円前後値上げするなど幅広い商品が対象となる。

一方、今回の価格改定は約6割が対象で、全商品一律ではない。「ハンバーガー」と「マックチキン」は単品190円を維持する。ポテトMサイズなどのサイドメニューとドリンクMサイズが付く「セット500」(500円)も据え置く。「プレミアムローストコーヒー」はSサイズを120円から140円へ引き上げるが、Mサイズは180円のままとする。
◆約6割を見直し、一部は据え置き

500円ちょうどの組み合わせである「セット500」は、2月17日に「マックポーク」を追加し、従来2種類だった構成を3種類へ拡充している。朝マック、ひるまック、夜マックなどの利用時間帯に応じたセットメニューの一部も価格改定となる。
バリューセットでは、+200円でドリンクをフラッペ、スムージーに変更可能とした。アプリクーポンや年間キャンペーン「トクニナルド」を展開しており、2月23日~3月1日には公式アプリで100円クーポンを提供する。公式アプリの「Myマクドナルドリワード」では、ポイントを商品無料クーポンなどに引き換えることができる。
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◆商品刷新と店舗体験の強化
価格改定と並行して商品刷新も進めている。

「ベーコンレタスバーガー」「チキンフィレオ」「えびフィレオ」はペッパーオーロラソースへ、「チキンマックマフィン」(朝マック)はスイートレモンソースへ変更。また「プレミアムローストコーヒー」も刷新し、味わいの向上を図る。
全国3025店舗(2025年12月末時点)で、デジタル化とサービス強化を進めている。 モバイルオーダーは2020年1月に全国展開を完了。タッチパネル式注文端末は約1800店舗、客席まで商品を届ける「テーブルサービス」は約2680店舗で導入している(2025年12月末時点)。
また、2025年秋からは公式アプリを通じたポイントプログラム「Myマクドナルド リワード」の本格展開を開始した。購入金額に応じてポイントが付与され、特典商品と交換できる。
同社は原材料価格などの高騰に対応しながら、価格改定と店舗投資を同時に進める姿勢を鮮明にした。








