水・油無し調理「bibigo マンドゥ餃子」、マンドゥと餃子の良いとこ取り/冷食売場の韓国棚から餃子の一般棚目指す【CJ】
CJ FOODS JAPAN は、グローバル韓食ブランド“bibigo(ビビゴ)”から、2026年春夏の家庭用新商品・リニューアル品合計13品を2026年3月1日から、全国で発売している。冷凍食品では新商品として「bibigo マンドゥ餃子」を発売した。3月17日、都内イベント会場で「bibigoマンドゥ餃子新商品発表会」を開いた。発表会には2025年12月に「マンドゥ事業部長」に就任したお笑い芸人の狩野英孝さん、アシスタントを務める森脇梨々夏さんに加え、ゲストとしてお笑いコンビ・モグライダーの芝大輔さん、ともしげさんも駆けつけた。

新商品は狩野さんと森脇さんが発表。狩野さんはマンドゥ事業部長として、韓国現地のマンドゥ事情視察を行い、企画会議や商品開発にも参加して新商品を作り上げたと話し、新商品「マンドゥ餃子」の特徴としてもちもち皮と味付き羽根の「もちサクッ」食感、具材が主役で1個30gの「具だくさん」、ぎっしり5種の野菜と豚肉による「肉汁じゅわ~っ」の3つを挙げ、マンドゥと餃子の良いとこどりをした商品だと紹介した。
狩野さんは今後の目標として「このマンドゥ餃子はもちろん、既存品も優れたものが多くあり、マンドゥシリーズを引き続き推して食卓に届けたい。そして奥深いマンドゥの魅力をたくさんの人に知ってもらい、日本でもマンドゥ文化を拡げていきたい」など話した。

その後、CJ FOODS JAPAN カテゴリーマーケティング部の任珷焆(イム・ムギョル)氏が商品について詳しい説明をした。今回の新商品は日本市場の変化を捉え、主要冷凍餃子市場の需要獲得に向けて開発。日本の餃子市場では水・油なしの簡便性商品が中心であり、そこにbibigoマンドゥの強みである満足感・高品質を掛け合わせることで新しい市場の創出を目指したという。
「マンドゥ餃子」はマンドゥの利点である〈1〉5種の野菜+肉のバランス〈2〉もちもち食感の皮〈3〉こだわりの形――に、餃子の利点である〈1〉抜群の簡便性(水・油無し調理、小分けトレイ)〈2〉ジューシーな肉汁〈3〉サクサク食感の羽根――を掛け合わせた。
また、満足感・高品質を追求し、1粒30gのごちそうサイズ(一般的な冷凍餃子は23~25g)、皮と具の比率で具が55%(同35~40%)、野菜5種&豚肉の豊富で多様な具材(同3~4種、鶏肉も使用)に仕上げたという。

任氏は「単なる新商品発売にとどまらず、日本の食卓に新たな食文化を提供し、韓国料理が和食、洋食、中華と並び日本で定着することを目標に、日本市場・消費者に合う新商品を企画しながら展開したい」「(売場で)既存の韓国棚でなく、日本の餃子がある一般棚を目指していきたい」など話した。
〈日本国内工場を新設、Kカルチャーファンから一般消費者に裾野拡大を〉
新商品発表に先立ち、任氏が同社の事業戦略についても話した。bibigoブランドは2010年にスタートしたグローバル韓食ブランドで、食で生活をより豊かにすることを目指したブランドスローガン「Live Delicious(人生まるごと、ごちそうに。)」のもと、世界約70カ国で3温度帯・7つの主要カテゴリーの商品を展開。グローバル市場では2020年、売上高約1兆円を突破したという。
日本ではマンドゥ、キムチ、ソースなど6つのカテゴリーを展開する。マンドゥは、2017年の「王餃子」などで日本展開をスタート。2021年「マンドゥ」としてリブランディングし、市場でのポジションを獲得。2025年には韓国食品企業で初めて、千葉県に日本では初の自社工場を新設し、事業基盤をさらに強化した。
現在のbibigo マンドゥラインナップは35gの王マンドゥ、11gの水マンドゥを中心に展開。既存の餃子と比較すると大きなサイズ、新しい形、多様な具材、たっぷりと詰まった具を特徴とし、焼き・茹で・揚げ・蒸しと多様な調理法で楽しめることを訴求し、需要拡大を図っている。その結果、SRIデータで日本市場3位を達成し、特にKカルチャーに高い興味を持つ消費者を起点に存在感を高めている。
しかし1つの課題は、どうすればbibigoマンドゥをもっと日本の食卓に届けられるか、という点だという。日本市場で持続的成長を実現するためには、Kカルチャーに興味がある人だけでなく、より幅広い消費者への拡大が必要で、その中心に今回の新商品と狩野マンドゥ部長がいるという認識を示した。
また、発表会開催にあたってあいさつしたCJ FOODS JAPANの金炳圭(キム・ビョンギュ)代表取締役は「韓国のマンドゥと日本の餃子、この2つは似ているようで歴史も味わいも文化も実に多彩だ。それらを融合させた美味しさを活かしながら、日本の食卓にもより自然に受け入れられる絶妙なバランスに仕上げた。日本と韓国のおいしさという単なる商品の価値でなく、両国の食文化の融合による新しい食文化として日本の皆様にお届けする。その可能性を実現するのが、bibigoが担うべき責任だと考える。昨年、日本国内に新工場を設立し、生産体制を大きく増強した。日本市場への可能性を形にした、極めて重要な決断だ。新商品では狩野マンドゥ部長にご参加いただき、bibigo の新たな商品を盛り上げていただいている」など話した。

〈冷食日報2026年3月23日付〉







