エスビー食品、ゴールデンカレー60周年でパウダールウ投入 海外展開も強化

(左から)中島氏、吉田さん、長坂氏
(左から)中島氏、吉田さん、長坂氏

エスビー食品は6日、ゴールデンカレーの発売60周年記念発表会を都内で開いた。同ブランドの歴史や今期の取り組み、記念商品「極める黄金の香り ゴールデンカレーパウダールウ 中辛」について説明した。

1923年の創業以来“美味求真”を掲げる同社が、その中核ブランドとして1966年に発売したのがゴールデンカレーだ。「発売当時のカレールウ相場が50円程度の中、ゴールデンカレーは1箱100円で発売し、スパイスにこだわり抜いた品質の高さが受け入れられ、多くのお客様から愛されるブランドになった」と同社マーケティング企画室長の中島康介氏。「甘口・中辛・辛口」という辛味別のラインアップを初めて採用し、カレー選びの基準を作ったのもゴールデンカレーだという。現在では世界60カ国以上で展開する“ジャパニーズカレー”の象徴として、引き続き海外事業を強化する方針だ。

26年に発売60周年を迎え、これを記念した新商品「極める黄金の香り ゴールデンカレーパウダールウ 中辛」を2月に上市した。同品は独自のパウダールウ製法をはじめ、強焙煎やテンパリングなどの技法を取り入れている。35種のスパイスとハーブを使用し、その配合量は通常品(固形ルウ中辛)の約1.5倍とした。

利便性の高さも特徴だ。少人数世帯の増加をふまえ、2皿分から作れる個包装を採用しており、アレンジレシピにも使いやすい。油脂を抑えたパウダー形状で溶けやすいうえ、洗い物の汚れ落ちが楽になるという。マーケティング企画室サブマネージャーの長坂昌和氏は、「次世代型のハイパフォーマンス商品として提案していく」と意気込む。

新商品のパウダールウを使って調理する吉田さん
新商品のパウダールウを使って調理する吉田さん

発表会には、CM出演11年目の吉田羊さんが登壇した。自宅でよくカレーを作るという吉田さん。「フルーツを入れれば甘みと爽やかな印象のカレーに。スパイス感を強めたければ、一番初めにハーブをバターと炒めて香りを出し、野菜を入れて炒める。そしてパウダールウを入れると、色々な味の表情が楽しめる」とこだわりのアレンジを紹介した。

吉田さんがナレーションを担当した新CMをWEBで公開しているほか、抽選で1000人に商品があたるクローズドキャンペーン、ユニクロのTシャツ作製サービス「UTme!」へのスタンプ提供(ヨドバシAkiba店限定)など、さまざまな販促策を実施する。

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昭和26年(1951年)3月1日
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