「モンスターエナジー」、コカ・コーラ自販機で販売へ 今夏から1都2府35県で順次展開
アサヒ飲料は、コカ・コーラ ボトラーズジャパンが展開する自動販売機に「モンスターエナジー」缶355mlを供給し、今夏の最盛期をめどに順次販売を開始する。対象はコカ・コーラ ボトラーズジャパンの事業エリアである1都2府35県全域の自動販売機。同社は約65万台の自販機を展開しているが、全台導入ではなく、ロケーションに応じて順次展開する。
「モンスター」ブランドは2002年に米国で発売されたエナジードリンクで、日本国内ではアサヒ飲料が独占販売権を取得し、2012年から販売している。モンスターエナジージャパンとのパートナーシップの下、独創的なマーケティングと多角的な流通経路で展開し、2019年から7年連続で国内エナジードリンク販売数量No.1を獲得している。
今回販売するのは、主力品の「モンスターエナジー」1品。希望小売価格は213円税別、230円税込。アサヒ飲料は、ブランドのさらなるプレゼンス向上と市場拡大を目的に、広範な自販機網を持つコカ・コーラ ボトラーズジャパンの自動販売機で展開する。多様化する飲用シーンに対応し、幅広い場所での購入機会を創出することで、「モンスター」ブランドと生活者との接点を拡大する。
「モンスターエナジー」はこれまでも、ダイドードリンコなどの自動販売機で販売してきた。今回、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの自動販売機での販売を通じて、エナジードリンク販売数量No.1の地位を盤石にする考えだ。飲用機会の拡大を通じたブランド価値向上とプロモーション強化により、各流通経路での購入も喚起し、エナジードリンク市場の活性化を目指す。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンにとっては、約65万台の自販機ネットワークにエナジードリンクのリーディングブランドを導入することで、利用者の選択肢と購買機会を広げる狙いがある。同社によると、自社ブランドの「リアルゴールド」の販売も継続し、設置場所の特性に応じて品揃えを最適化する。同社は、売上成長と収益性の向上を目指すとともに、ベンディング事業における新たな価値創出と成長加速につなげる考えだ。
エナジードリンク市場では、競合する「レッドブル」も自販機チャネルでの販売担当が2025年8月までのキリンビバレッジから、同年9月以降はサントリービバレッジ&フードに移っている。自販機チャネルを含む流通面での動きが活発化する中、アサヒ飲料は「モンスターエナジー」の購入接点拡大により、販売数量No.1ブランドとしての地位をさらに固める。







