日本マクドナルド、ハッピーセット新企画で販売方法見直し 「ちいかわ」発売初日は公式アプリの購入券制に
日本マクドナルドは、5月15日から全国のマクドナルド店舗(一部店舗を除く)で、ハッピーセット「へんしん!マクドナルドロボ」、ハッピーセット「ちいかわ」、ほんのハッピーセット「スイミー」、ほんのハッピーセット「運ぶ乗りもの」を期間限定で販売する。
【画像23点はこちら】ハッピーセット「ちいかわ」「へんしん!マクドナルドロボ」、シールブック「スイミー」など
人気集中が見込まれる「ちいかわ」については、第1弾発売日の5月15日と第2弾発売日の5月29日の2日間、公式アプリの購入券を導入する。購入個数や販売チャネルも一部制限し、店舗混雑や転売目的とみられる大量購入の抑制を図る。
今回のハッピーセットでは、マクドナルドの店舗や商品が動物や恐竜などのロボットに変形する「へんしん!マクドナルドロボ」、マクドナルドのマネージャーやクルーになった「ちいかわ」の3Dフィギュア、絵本『スイミー』を題材にしたシールブック、ミニ図鑑「小学館の図鑑NEO 運ぶ乗りもの」を展開する。「へんしん!マクドナルドロボ」と「ちいかわ」は約4週間、「スイミー」と「運ぶ乗りもの」は約8週間の販売を予定している。

同社が今回、特に重視しているのは、人気キャラクター商品の販売方法である。昨年はハッピーセットの人気商品をめぐり、購入希望者の集中や早期品切れ、転売目的とみられる大量購入などが課題となった。商品を購入できなかった子どもがいたことや、食品ロスにつながる購入が発生したことも踏まえ、今回は販売方法を見直す。
対策の柱は、公式アプリ購入券の導入、購入個数制限、販売チャネルの一部制限、購入方法の事前周知である。
■初日は公式アプリの購入券が必要に

「ちいかわ」については、5月15日と5月29日の2日間、マクドナルド公式アプリで配布する購入券を持つ利用者への限定販売とする。朝マック、レギュラーメニューそれぞれの時間帯で、1人4個まで購入できる。購入券は一度使うと画面からなくなる仕組みで、使い回しを防ぐ。
販売チャネルは、店頭の有人レジ、タッチパネル式注文端末、モバイルオーダー、ドライブスルーに限る。初日はマックデリバリーサービスおよびその他宅配サービスでの販売を停止する。公式アプリの購入券を確認できる販売チャネルに絞り、過度な購入集中を抑える。
【画像23点はこちら】ハッピーセット「ちいかわ」「へんしん!マクドナルドロボ」、シールブック「スイミー」など
5月16日から28日、5月30日から6月11日までは、購入券の提示は不要となる。ただし、1グループ1会計4個までの販売とする。販売チャネルは店頭、モバイルオーダー、ドライブスルー、マックデリバリーサービスとし、その他宅配サービスでの販売は停止する。初日と2日目以降で販売方法を分けることで、発売初日の集中を抑えながら、通常購入への移行も図る。
■購入方法を事前周知、店頭混乱を防止
販売方法の詳細は、公式サイトの専用ページでも案内する。発売日当日に店頭で初めて知るのではなく、事前に購入方法を知らせることで、利用者が落ち着いて来店できる環境を整えたい考えだ。
一方で同社は、在庫状況について各店舗への問い合わせを控えるよう呼びかけている。なお、販売方法や販売日程は状況に応じて変更する場合があり、最新情報はキャンペーンサイトで案内するとしている。
年齢制限は導入しない。子どものために保護者や祖父母が代理で購入するケースがあるほか、子どもが一人で購入する場合も想定されるためだ。大人が楽しむこと自体を否定するものではないが、同社は節度ある購入を呼びかける。
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■ハッピーセットの原点、安全・知育も重視
ハッピーセットは1987年から販売している子ども向けメニューで、登場時は「お子さまセット」として販売され、1995年に「ハッピーセット」に名称変更した。ハンバーガーやチキンマックナゲットなどのメインメニュー、サイドメニュー、ドリンク、おもちゃまたは絵本、図鑑、マンガがセットになっており、年間を通じて提供している。

玩具は、子どもが安全に遊べるよう、分解しにくい構造や部品の大きさ、圧力や噛む力を想定した試験などを行ったうえで提供している。玩具の開発には、おおむね1年半をかけているという。
2018年には本と図鑑を導入した。本は読み聞かせを通じた親子のコミュニケーションにつながり、図鑑は子どもが自ら読んで知識の幅を広げるきっかけになる。使用済み玩具を店頭で回収し、店舗で使うトレーに再生するリサイクル活動も同年から始めた。これまでに累計2160万個の玩具を回収している。
同社は、子どもの発達支援の専門家とともに、発達のためのテーマに沿った玩具を開発している。今回の「へんしん!マクドナルドロボ」は、図形や空間の認識、社会性、想像力を育む内容としている。「ちいかわ」は、マクドナルドごっこ遊びを通じて、仕事の役割を考えたり、接客している様子や物語を想像したりできる設計とした。

また、シールブック「スイミー」は、50匹以上の小さな魚シールを使って、スイミーたちが大きな魚になるシーンを再現したり、自分だけのオリジナル絵本を作ったりできる。ミニ図鑑「小学館の図鑑NEO 運ぶ乗りもの」は、空や道路、線路、海などで活躍するさまざまな乗りものを紹介し、物流の世界にも触れられる内容とした。
【画像を見る】シールブック「スイミー」、ミニ図鑑「小学館の図鑑NEO 運ぶ乗りもの」の中身
今回の販売方法見直しは、人気商品の発売時の混乱を抑えつつ、ハッピーセットをめぐる同社の考え方を改めて示す取り組みとなっている。
■権利表記
【へんしん!マクドナルドロボ】
(C)2026 McDONALD’S
【ちいかわ】
(C)nagano / chiikawa committee
シールブック「スイミー」
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ミニ図鑑「小学館の図鑑NEO運ぶ乗りもの」
(C)Shogakukan 2026







