「ミニッツメイド ゼロシュガー レモネード」が6週間で1000万本突破、新しい果汁飲料の選択肢に/コカ・コーラシステム

コカ・コーラシステムが3月24日に発売した果汁飲料「ミニッツメイド ゼロシュガー レモネード」(600mlペットボトル)が、発売から6週間で出荷本数1,000万本を突破した。ゼロシュガー・ゼロカロリーでありながら、飲みごたえとすっきりした後味を両立したことで、健康志向の生活者から支持されている。
「ミニッツメイド ゼロシュガー レモネード」は、レモンを皮ごとすりおろした「丸しぼりレモン」果汁を使用。マルチビタミンを含み、管理栄養士の推奨を受けている。甘さ控えめで爽やかな後味が特徴。同社は「従来の果汁飲料を避けていた層にも新たな飲用の選択肢となっている」とする。
特に手売りチャネルで好調な動きを見せており、発売初週には日経POS情報サービスの「週間ランキング」で飲料部門1位を獲得した。「ミニッツメイド」ブランド全体としても、フルーツジュースカテゴリーでのシェアが前年比で約5ポイント向上しているという。
SNS上では「砂糖を使っていないのにおいしい」「ゼロでもちゃんとレモネード」などの投稿も見られ、飲用シーンは食事やリラックスタイム、お風呂上がりなど多岐にわたる。
ゼロシュガー・ゼロカロリーという健康軸に加え、600mlの大容量と果汁感を両立した点が、需要の高まりと合致したとみられる。果汁飲料市場では、日常の水分補給に適した“止渇系低果汁飲料”のニーズが高まっている。
サントリー食品インターナショナルの「サントリー天然水 きりっと果実」シリーズも2022年の発売以来、好調な販売を続けている。「ミニッツメイド ゼロシュガー レモネード」の展開は、果汁飲料市場の新たな流れとなる可能性もある。