味の素AGF、夫婦の“語らい”を後押し―“いい夫婦の日”に合わせサービスとギフト提案

「パートナーとのココロのつながり」に着目したギフトとサービスを紹介する味の素AGFの堀氏(左)と籠谷氏
「パートナーとのココロのつながり」に着目したギフトとサービスを紹介する味の素AGFの堀氏(左)と籠谷氏

味の素AGFは11月20日、都内で夫婦やパートナーとの会話を後押しする新サービスと、カジュアルギフト4品種の発表会を開催した。夫婦の記念日として定着する「いい夫婦の日」(11月22日)に合わせて、日常の中で“語らい”が生まれる仕組みを商品とサービスの両面から提案する取り組みとなっている。

■コーヒーによって“ひと息”の質を高める

島本憲仁社長は、コーヒーには心を落ち着かせ、休憩の質を変える力があると説明した。「ほっとひと息つくときに、そこにコーヒーが一杯あるかないかで休憩の質が違う。少し豊かな休憩になると思う」と述べた。

その上で、「これは夫婦やパートナーとの会話も同じ」とし、スマホを触りながらやテレビを見ながら話すのではなく、「コーヒーを間に置いて向き合って話すと、会話の雰囲気は違う」と語った。意図的にそうした時間をつくることで、普段は口にしていなかった本音が自然と出てくるとし、「大切な人との会話の場を増やすサービスを通じて、社会全体に会話が広がるきっかけにしたい」と今回の狙いを説明した。

味の素AGFの島本社長
味の素AGFの島本社長

■夫婦の自然な会話をつくるサービス「KATARAI BIYORI」

執事のメェープルくんが二人のコミュニケーションのお手伝いする
執事のメェープルくんが二人のコミュニケーションのお手伝いする

新サービス「KATARAI BIYORI」は、「LINE友だち追加」をして初回登録を実施すると、LINE上で執事の「メェープルくん」から週1回程度、夫婦に同じ質問が届く仕組みだ。質問は約60種類で、「最近あった嬉しかったこと」「次の休暇で一緒に行きたい場所」「改めて伝えたい相手の好きなところ」など、答えやすく、日常の延長で自然に言葉が出るものを中心に設計している。

これは、約56%の人がパートナーとのコミュニケーション不足を感じているという調査結果(株式会社LIFRELL夫婦関係の実態調査〈2025年1~2月に実施、夫婦間が不仲と感じている既婚男女200名対象〉)など、最も身近な関係性であるパートナー間でのココロのすれ違いが社会課題になっていることにAGFが着目したことから生まれたという。

同社ネットワークビジネス部の堀遼介氏は、自身の夫婦のLINE履歴が「バナナ」「納豆」「お迎え何時?」といった“業務連絡”ばかりだったと紹介。「仲は良いと思っていたが、振り返ると会話らしい会話が少なかった」とした上で、「本当は話したいと思っていても、きっかけがないと続かない。恥ずかしさのハードルをできるだけ下げるよう設計した」と語った。

さらに、月1回の「語らいDAY」には、WEBで入力したメッセージを印刷したカードと、4つのカテゴリーから選べるコーヒーをセットで届ける仕組みも用意した。ブラック、カフェオレなど“その日の語らいの雰囲気”に合わせてタイプを選べるようにし、同じカテゴリーを選んでも中身の銘柄を変えることで、毎月少し違う一杯が届くようにしている。カード裏面の柄は複数種類から選択でき、手元に届いた瞬間からその月の“語らいの始まり”になるよう工夫したという。

■会話を誘うカジュアルギフト4品種を発売

味の素AGFが新発売した「語らいのひととき」を楽しむためのカジュアルギフト各種
味の素AGFが新発売した「語らいのひととき」を楽しむためのカジュアルギフト各種

今回新サービスにあわせて発売したカジュアルギフト4品種は、「贈る」「分け合う」「一緒に飲む」のシーンから自然な会話が生まれるようデザインされている。

「ブレンディ」スティック バラエティボックスは、箱を広げると“Chatty Tree(チャッティーツリー)”という木のイラストが現れ、止まり木の鳥がトークテーマを投げかけてくるような世界観を描く。多彩なフレーバーを詰め合わせ、職場や友人同士の集まりで“ちょっとした会話のきっかけ”になることを狙っている。

「AGF カフェタイムギフト」(スティックアソート/ドリップアソート)は、複数の絵柄、定型メッセージカードから1枚を選び、気持ちを添えて贈るギフト。カード裏面には「未来のひととき」につながるような一言例を記載し、ギフトを受け取ったあとも会話が続いていくイメージを持たせた。自由に書き込める白紙カードも用意し、贈り手自身の言葉で思いを伝えられるようにした。

「ちょっと贅沢な珈琲店」ドリップアソート ムードタイム
「ちょっと贅沢な珈琲店」ドリップアソート ムードタイム

そして、「ちょっと贅沢な珈琲店」ドリップアソート ムードタイムは、4品種の中でも特徴的だ。スマートフォンのライトを利用して商品を取り出した後の箱をランタンのように灯す「ムードタイムギフト」だ。スマホを箱に入れてライトを点けると、“ちょっと贅沢な珈琲店”の窓が浮かび上がり、部屋がやわらかな光に包まれる。

ネットワークビジネス部の籠谷友紀氏は、実際に夫婦で試した体験を紹介した。「光とコーヒーだけで空気が変わり、夫からこれまで聞けていなかった仕事の話が自然と出てきた」と振り返る。子どもも輪に入り、家族それぞれが「最近あった嬉しかったこと」を話し始め、「時間のなさから、自分たちが会話の芽を摘んでいたことに気づかされた」と語った。

箱の中には、会話のきっかけとなる問いを記したリーフレットを同梱しており、「どんな話をしていいか分からない」という夫婦でも、無理なく言葉を交わせるようにしている。カフェインレスのコーヒーもセットに含め、夜の時間帯でも安心して楽しめるよう配慮した。

■人と人との「心のつながり」をサポートする活動を進化

味の素AGFはこれまでも、スティックやドリップにひと言メッセージを添えるなど、人と人との「心のつながり」をサポートすることを意識した商品づくりを続けてきた。今回の新サービス「KATARAI BIYORI」とカジュアルギフト4品種は、その取り組みをさらに一歩進め、大切な人と向き合う“ひととき”そのものを具体的にデザインした提案となっている。

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食品産業新聞

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創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
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