緑茶飲料「綾鷹」22製品を価格改定、改定率は+6.3~12.1%、2026年3月1日から/コカ・コーラ ボトラーズジャパン
◆茶葉の価格や資材、エネルギー価格高騰などを受け
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、緑茶製品(22品目)について、2026年3月1日出荷分から価格を改定する。対象は、緑茶製品の「綾鷹」で、メーカー希望小売価格(税抜)は6.3~12.1%の範囲で引き上げる。22品目のうち21品目の価格改定は2025年10月以来となる。
主な製品の価格変更は次の通り(いずれも税抜価格)。「綾鷹」、「同 茶葉のあまみ」、「同 濃い緑茶」、「同 黒豆ほうじ茶」の650mlPET製品は200円が220円になり、「綾鷹」「同 茶葉のあまみ」、「同 濃い緑茶」、「同 黒豆ほうじ茶」の2000mlPET製品は411円が441円になる。また、「綾鷹 特選茶」500mlPET製品は200円が220円に、「綾鷹カフェ 濃い抹茶ラテ」440mlPET製品は186円が206円になる。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、原材料、資材、エネルギー価格の高騰や為替相場の変動による影響が長期化していることを背景に、事業活動にかかるコストの上昇傾向が続いているとする。同社は、このような事業環境下においても製造・オペレーションの効率化や経費削減などに最大限努めてきたが、事業への影響を企業努力のみで吸収することが困難な状況だとした。また、「現在、緑茶製品に使用する茶葉の価格が高騰しており、飲料業界全体としてさらなるコストの上昇が見込まれます」としている。
同社は、「このような状況を受け、この度、緑茶製品について、改めて価格改定を実施することといたしました。今後もみなさまに安全・安心で付加価値の高い製品を提供してまいります。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」などとしている。







