伊藤園、善光寺境内に出店 寺院と連携した初のFC店舗

「茶寮 伊藤園 善光寺店」
「茶寮 伊藤園 善光寺店」

伊藤園は3 月19 日、信州善光寺(若麻績享則寺務総長)と連携し、初のフランチャイズ店舗「茶寮 伊藤園 善光寺店」を善光寺境内にオープンした。

“くつろぎの時間”をテーマに、日本茶を通じて心と体を癒すひとときを提供する和カフェブランド「茶寮 伊藤園」。今回、長い歴史と信仰文化を受け継ぎ、多くの人々に親しまれてきた善光寺をフランチャイジーとして迎え、日本の歴史や文化を大切にする想いを共有する中で出店が実現した。国宝に指定される本堂の隣に店舗を構え、購入後は隣の公園内などで楽しむことができる。

「抹茶生落雁(らくがん)」
「抹茶生落雁(らくがん)」

オープンに先駆けてメディア向け内覧会を3月18日開催し、伊藤園フードサービス唐沢進治社長は「お茶と仏教との親和性は高く、かねてより寺院などでお店を構えたいと考えていた。今回、中でも特別な場所である善光寺で以前からのご縁が繋がりオープンすることが出来た。グループ会社のタリーズコーヒ―のノウハウや今回のようなフランチャイズの出店を活かし、今後もブランドを守りながら日本茶の魅力を広めていきたい」と話した。

善光寺(左)と「茶寮 伊藤園 善光寺店」
善光寺(左)と「茶寮 伊藤園 善光寺店」

本店舗は、年間を通じて多くの国内外の参拝者が訪れる善光寺で、深く根付いてきた日本茶文化と調和した店舗展開を行う。近年、緑茶や抹茶をはじめとする日本文化は、国内外で注目を集めている。同店舗では伊藤園ならではの抹茶やこだわりの日本茶に加え、本店舗限定のお菓子など、ここでしか味わえない商品を取り揃え、歴史ある景観とともに奥深い魅力を伝える。

「抹茶生どら焼」と「抹茶ラテ」
「抹茶生どら焼」と「抹茶ラテ」

日本茶を中心にしたメニューに加え、「抹茶生落雁(らくがん)」(単品(2個セット)税込495円・ドリンクセット990円)や、「抹茶生どら焼」(税込440円・ドリンクセット880円)を本店舗限定で提供。この限定菓子は長野県安曇野市に本社を構える綿半三原商店の製造で、地産地消や地元への貢献も目的とする。メニューは他にも、「抹茶・ほうじ茶ラテ」(HOT・COLD税込770円)「抹茶&ほうじ茶白玉あずきソフトクリーム」(税込880円)などお茶と甘味のラインアップを揃えた。今後は夏のかき氷など、季節に合わせたメニューを提供する予定だという。

若麻績享則寺務総長は「伊藤園が取り組むプロジェクトを通じ、令和2年にオオヤマザクラのご奉納からご縁が始まった。来年は77日間の御開帳の開催を予定しており、さらに賑わいをみせると思う。この本堂のすぐ隣にお店を構え、お茶と甘味によって参拝客がホッと癒される場所になってほしい」と語った。

今後、同社は「和の空間」「茶文化」「おもてなし」を大切に、フランチャイズ事業の強化を図る。フランチャイズパートナーとの共創を通じて、日本茶の魅力を多様な形で発信し、地域や文化と調和した店舗づくりに取り組む。

媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=税込15,811円、6ヵ月=税込30,305円、1年=税込57,974円