伊藤園、「TAKANAWA GATEWAY CITY」内に茶殻リサイクル畳「お茶入り畳」の和の空間 資源循環型ビジネスの取り組みを発信

伊藤園さらり畳と和楽器演奏で和の演出
伊藤園さらり畳と和楽器演奏で和の演出


伊藤園は、茶殻を再利用した畳「さらり畳」を活用し、環境配慮型素材の価値訴求を強化する。2026年3月28日に全面開業した「TAKANAWA GATEWAY CITY」内(東京都港区)の施設で採用され、来場者に向けた発信拠点とする。

今回同施設の日本文化を創造・発信するミュージアム「MoN Takanawa」4階の「Tatami」エリアに、同社の茶殻リサイクル技術を活用した「さらり畳」を、約100畳分敷設した。「お〜いお茶」600ml ペットボトル約53,000本分の茶殻を使用している。

伊藤園さらり畳
伊藤園さらり畳

同製品は、畳に茶殻を撒いて掃除する生活の知恵に着想を得た「お茶入り畳」で、山中産業(大阪市淀川区・重松秀樹)と共同開発している。畳床に「茶配合ボード」を採用し、緑茶成分による消臭機能などを備えるほか、茶殻の有効活用や木材使用量の削減にも寄与する環境配慮型素材となっている。

開業に先立ち、3月25日には関係者向けの内覧会を実施した。会場では和楽器の生演奏とともに、日本文化とサステナブル素材を融合した空間演出を行った。

同社の担当者らは「茶殻の廃棄量削減に加え、新たに価値ある製品とする“アップサイクル”の取り組みを広めるきっかけにしたい」と説明した。

畳空間を活用し、開館記念プログラム「畳びらき 春うららの茶会」を3月28日・29日に開催した。和楽器の生演奏やデジタルアートとともに抹茶とスイーツのペアリングを提供する体験型イベント。抹茶は同社が厳選し、スイーツはホテルメトロポリタンエドモントの統括名誉総料理長・中村勝宏氏が監修している。

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