「イオンモール津田沼South」オープン、初の取り組みも多数

「イオンモール津田沼South」オープニングセレモニー
「イオンモール津田沼South」オープニングセレモニー

イオンリテールと京成電鉄は3月18日、「イオンモール津田沼 South」(千葉県習志野市)をオープンした。元々はイトーヨーカ堂があった、京成電鉄が所有する「津田沼12番街ビル」を刷新した施設で、「イオンスタイル津田沼 South」を核テナントに、食品では惣菜や冷凍食品など即食性の高い商品に加えて、精肉で利用シーンなどごとに分類した売場を設けたほか、個包装の寿司の販売や「イオンリカー」の敷地内に角打ちなどを設けたほか、ソムリエに相談しながらワインを購入できる。

「イオンモール津田沼 South」は、京成鉄道の新津田沼駅と直結の施設で、近くにあるJR津田沼駅と合わせて、1日の乗降客数は約20万人となっている。10~30代に加え、シニア層も多く住んでいる。そこで施設では、飲食店を含む食品に加えてコスメや映画館(今夏開業予定)など、若年層からの支持が見込める約50の専門店を誘致した。

核店舗の「イオンスタイル津田沼 South」では、惣菜や冷凍食品の品ぞろえを強めたほか、特色のある精肉と鮮魚の売り場を設けている。

精肉売場では、関東では初となる「MEAT PARK」という売場を設けた。肉の利用シーンで多い“焼き”のメニューの「ステーキ」「焼肉」「トンテキ」「やきとり」に加え、“タイパ”“コスパ”に応えた商品を取り扱う「ドカ盛り」「簡便調理」といった、ニーズの高いカテゴリーを6つのゾーンに分類して展開している。要望に応じた厚さや量にカットする「オーダーカット」や、必要な分だけを量り売りする対面販売コーナーも展開している。

メニューやシーン別で精肉を陳列
メニューやシーン別で精肉を陳列

鮮魚コーナーでは、・漁師が選んだ魚「プライドフィッシュ」を、イオンでは初めて対面での常時販売を行う。来店者の要望に応じて下処理や切り身、刺身用などの調理に加え、食べ方の提案 も行う。海鮮丼などに使いやすいマグロやサーモン、蒸しだこなどの角切り商品も販売する。

ダイスカットのマグロなどの量り売りを実施
ダイスカットのマグロなどの量り売りを実施

さらに、注文を受けてからフライや唐揚げに調理するほか、対面鮮魚の魚を使用した焼き魚やフライ、天ぷらなども提供する。

冷凍食品売場では、個食・簡便に対応した商品を広くそろえたほか、飲食店のブランドを冠した商品も多数販売してる。さらに、北海道から沖縄までのご当地麺を約80種類そろえたコーナーも展開する。韓国発の話題のアイス「アサイーヨーグルトボール」や、トッポギ、キンパなどの韓国グルメも用意した。

惣菜では、店内で焼き上げるベーカリーやフレッシュデザートを拡充したほか、1貫から購入できる個包装の寿司を扱うコーナーも設置した。

惣菜売場で個包装の寿司を展開
惣菜売場で個包装の寿司を展開

ベーカリーは、店内でスライスしたローストビーフを使用したクロワッサンサンドや、ベーグルサンド、ロールケーキ、チーズケーキブレッドなど約90種類を販売する。また、果物売場で販売している果物を使ったタルトやワッフルなども展開している。

果物売場のフルーツを使ったスイーツも
果物売場のフルーツを使ったスイーツも

寿司コーナーでは、好みの寿司を1貫から購入できる個包装寿司を提供する。マグロやサーモンなどの 海鮮にぎり寿司に加え、軍艦、巻寿司、一口で食べやすい手まり寿司、押し寿司など、50種類以上を扱う。

このほか、鉄板焼きコーナーやロースト・グリルコーナーも展開する。

酒類は、「イオンリカー」の新業態として、ワインや日本酒、クラフトビール、ジンの品ぞろえを充実させたほか、常駐のソムリエによる提案型の接客を行う。また、有料試飲サーバーや角打ちスペースを設け、気になる酒を気軽に楽しめるようにしている。さらに、イベントなども実施予定で、話せる・試せる・学べる・買える」体験を一体化した酒類の購買体験を提供する。

18日にはオープニングセレモニーが行われ、イオンの吉田昭夫社長は「新施設の開業で、津田沼では2館体制となる。体験型の施設で、食品の売場でもイオン初の取り組みを多数取り入れており、駅前を笑顔あふれるコミュニティの場にしていきたい」と語った。

イオンと京成電鉄は、2024年10月に資本業務提携を締結した。新施設はは両社による第1弾の取り組みとなる。

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食品産業新聞

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創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
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