ローソン、新業態「Lミニマート」オープン 首都圏型のミニスーパー
ローソンとローソンストア100は28日、新業態のミニスーパー「Lミニマート」の1号店を東京・小平にオープンした。生鮮品や冷凍食品など、増加する単身世帯や共働き世帯に向けた商品を充実させた実験店舗だ。6月中に関東圏で2店舗を追加で出店するほか、27年2月までに6店舗まで広げることを計画する。
首都圏への人口集中が強まる中、世帯の小規模化は進展している。また、子育て世帯では共働きが主流となっており、日常の買い物において「短時間で必要な分だけ購入したい」というニーズが強まっているという。
今回の新業態は「日常生活に必要なものをいつでも・おトクに、地域に寄り添いマチをハッピーにするミニスーパー」をコンセプトに、日常生活の中で使いやすい商品の品ぞろえを強化している。

28日に行われた内覧会で、担当者は「『ローソンストア100』はコンビニとスーパーの中間を狙った業態。今回の『Lミニマート』はスーパーに振り切った店舗」と話す。
コンビニでは即食性の高い商品を多くそろえる中、「Lミニマート」では日常的によく使われる商品を強化し、店舗全体で2500~3500品目を陳列する。
今回の店舗は、元々あった「ローソンストア100」を改装した店舗で、近隣には「セブン‐イレブン」や「ファミリーマート」といったコンビニや、「いなげや」などのスーパー、ドラッグストアも点在している。
店舗では、日常生活の中で良く使われる生鮮品や冷凍食品などを充実させた。生鮮食品や日配品は「ローソンストア100」と比べて売場面積を1・5~3倍に広げている。

実験的な取り組みとして、小平店では市場から直送した鮮度の高い野菜や果物を週2回(火曜と土曜)販売する。
担当者は「野菜や果物は旬を意識して鮮度感のある売場で提案したい。一方で魚関係が少し弱いので、これから強化できれば」と話す。
冷凍食品は単身世帯や子育て世帯向けの商品を強化した。弁当商材やパスタなどの麺類に加え、冷凍肉や冷凍魚、少量サイズの冷凍野菜を充実させている。売場は「ローソンストア100」の標準店舗と比較して約3倍の面積を確保した。
他の取り組みとして、レジの横では店内で調理したコロッケやから揚げ、春巻きなどの惣菜も販売している。週替わりや月替わりの特売も定期的に行う。

一方で、日用品はゴミ袋や洗剤など購入頻度の高い商品に絞り込み、菓子も商品数を減らしている。
オペレーションの簡素化につながる取り組みとして、全台でセルフレジに対応可能なシステムを導入した。取り扱うサービスも絞り込み、ATMは設置するも、収納代行は行わない。
常務執行役員で営業本部長の加藤道夫氏は「グループのノウハウや知見などをつぎ込み、日常生活に必要な商品をいつでも求めやすい価格で提供したい。来店される方の声や購買行動などを検証し、グループ全体で成長できるようチャレンジしたい」と語った。
6月12日には東京都板橋区内に1店舗、6月26日には神奈川県平塚市内に1店舗を出店予定。27年2月までに6店舗の展開を計画する。「ローソンストア100」からの業態転換に加え、「ローソン」業態の閉鎖店舗の活用や、新規出店も視野に入れている。
【店舗概要】
▽住所
東京都小平市仲町251
▽売場面積
189・1平米
▽営業時間
7~23時
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