カバヤ食品、“玩具事業”へ本格参入/ キダルト消費や趣味の多様化を想定

カバヤ食品、玩具事業に本格参入
カバヤ食品、玩具事業に本格参入

カバヤ食品は3月25日、菓子を付属しない“玩具事業”に本格参入すると発表した。創業80年を迎える節目の年に新事業として展開する。

第一弾として、同社が日本国内で独占販売権を持つ世界的なミニカーブランド「マジョレット」のミニカーを展開する。4月11日から、玩具専門店「トイザらス」の50店舗で販売。また、自社運営の専用ECサイト「マジョレット公式オンラインショップ」を立ち上げ、4月13日からECサイトでも販売を開始する。

1946年12月創業の同社は、キャラメル製造業が祖業で、現在は「タフグミ」をはじめとするグミ菓子や玩具菓子の製造・販売を中心に事業展開している。

1950年代から菓子のおまけを手がけ、2025年のヒット商品に選出された「セボンスター」や、発売25周年を迎えた「ほねほねザウルス」など、これまで多様な玩具菓子を提供してきた。

玩具市場への本格参入にあたって同社は、趣味の多様化やキダルト消費などを想定。日本のミニカー市場は約100億円規模で継続的に成長している。これまで培った製造開発力とブランド力を最大限に生かし、「トミカ」に続くミニカーブランドとして、「マジョレット」の地位の確立や国内ミニカー市場の活性化を目指す。

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〈幅広いファン層を持つ「マジョレット」ミニカー〉

カバヤ食品は1978年に、フランス発のダイキャスト製ミニカーブランド「マジョレット」の国内独占販売権を獲得。以来、玩具菓子に使用してきた。

「マジョレット」は、遊びの要素だけでなく、欧州車を中心とした実車志向のラインアップによるコレクション性や、開閉ギミックなどを備えたリアリティ性が特徴。子どもから大人、専門コレクターまで幅広い層に支持されている。

「トイザらス」では今回、合計20製品を展開する。ECサイトでは、常時約100車種を販売する予定。今後は、ECサイト上で限定製品を販売するほか、開発ストーリーやコレクターの声、コラムなどのコンテンツも展開する方針で、「読みながら世界観に浸れるブランドメディア」を目指す。

カバヤ食品は、玩具事業を新たな“成長エンジン”の1つと位置づけた。ミニカー販売の先には、オリジナルブランド「セボンスター」や「ほねほねザウルス」を活用した玩具の展開も見据えている。

なお、「ほねほねザウルス」では新たな取り組みとして、3月14日から、福井県立恐竜博物館にて展覧会「ほねほねザウルスワールド」を開催中。期間は5月24日まで。歴代のフィギュアやオリジナルムービー、クイズパネル、ジオラマなどを展示している。

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昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
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