スタバ「バナナブリュレフラペチーノ」発売、完熟バナナの果肉ソースにカリカリ食感のブリュレチップ、バナナスイーツ2品も販売、ドールの“もったいないバナナ”約300万本を使用/スターバックスコーヒー

スターバックスコーヒージャパン「バナナ ブリュレ フラペチーノ」
スターバックスコーヒージャパン「バナナ ブリュレ フラペチーノ」

スターバックスコーヒージャパンは5月29日、全国のスターバックス(一部店舗を除く)で、「バナナ ブリュレ フラペチーノ」を発売する。

【関連記事】スタバ「グリーンチャイティーラテ」煎茶ベースにカルダモンやジンジャーなどのスパイス、ゆず・すだちの風味と青りんごの香りをプラス「スターバックスティー&カフェ」で発売

あわせてスイーツ2品「バナナの米粉マフィン」「バナナの米粉ロールケーキ」も発売。今回販売する計3商品には、キズなどの原因で廃棄されてしまうドールの規格外バナナ“もったいないバナナ”約300万本の使用を見込む。

ドールの規格外バナナ“もったいないバナナ”
ドールの規格外バナナ“もったいないバナナ”

【関連記事】スタバ「抹茶イチゴクリームフラペチーノ」発売、“甘酸っぱいストロベリーとほろ苦い抹茶”5月15日から5月28日まで

〈「バナナ ブリュレ フラペチーノ」テイクアウト678円・店内690円(各税込)Tallサイズのみ〉

「バナナブリュレフラペチーノ」は、“完熟したバナナの奥深い甘さ”と“ビターなカラメルの味わい”を楽しめるフローズンドリンク。バナナをキャラメリゼ(砂糖をカラメル状になるまで香ばしく焦がすこと)したデザートに着想を得たという。

カップの底には、完熟した“もったいないバナナ”で作った果肉ソースを注いでいる。そこに、すっきりとした味わいの「アーモンドミルクのフラペチーノ」、砂糖を焦がして砕いたような食感が特徴の「ブリュレチップ」を加えた。ストローから飛び込んでくるカリカリした口当たりを楽しめるという。

トッピングのホイップクリームの上には、少しビターな風味が感じられるというカラメルソースをかけた。「バナナブリュレフラペチーノ」は7月9日までの販売を予定しているが、一時的な欠品または早期に販売終了する場合がある。

スターバックスコーヒージャパン「バナナ ブリュレ フラペチーノ」
スターバックスコーヒージャパン「バナナ ブリュレ フラペチーノ」

【関連記事】シャトレーゼ“瀬戸内レモンスイーツ”販売スタート、「瀬戸内レモンと紅茶のクレープケーキ」「北海道産マスカルポーネのレモンチーズモンブラン」など5種類

〈スタバ「バナナの米粉マフィン」「バナナの米粉ロールケーキ」も同日発売〉

「バナナ ブリュレ フラペチーノ」発売同日の5月29日から販売するスイーツ2品「バナナの米粉マフィン」「バナナの米粉ロールケーキ」にも、ドールの規格外バナナ“もったいないバナナ”を使用。両商品の終売日は未定。

スターバックスコーヒージャパン「バナナの米粉マフィン」「バナナの米粉ロールケーキ」
スターバックスコーヒージャパン「バナナの米粉マフィン」「バナナの米粉ロールケーキ」

「バナナの米粉マフィン」は、2023年の夏に発売し好評を博したというデザート。奥深いバナナの甘さや米粉由来のもっちりした食感はそのままに、生地のバナナソースと天面のバナナチップに“もったいないバナナ”を使用してリニューアルした。テイクアウト285円、店内290円(各税込)。

「バナナの米粉ロールケーキ」でも、バナナ原材料にはすべて“もったいないバナナ”が使わていている。バナナの甘み、生地のふんわりもっちりとした食感、甘さを抑えた植物性ホイップクリームが特徴だという。テイクアウト437円、店内445円(各税込)。

〈ドール“もったいないバナナ”プロジェクト〉

“もったいないバナナ”は、株式会社ドールのフルーツロス削減プロジェクト。まだ美味しく食べられるにもかかわらず、過熟やキズなどで厳しい規格から外れたことで廃棄される規格外バナナを“もったいないバナナ”と名付け、2021年9月からプロジェクトを開始した。フィリピンのドール自社農園では、生産量の4%に当たる年間2万トンもの規格外バナナが発生するという。

今回のスターバックスコーヒージャパンとの取り組みでは、販売する3商品で“もったいないバナナ”約300万本の使用を見込んでいる。

スターバックスコーヒージャパンは、「スターバックスは創業以来、コーヒーをはじめとした自然の豊かな恵みを大切に消費することを目指してきました。コーヒーもバナナも、生産者の情熱によって栽培された自然のめぐみの一つです。そのめぐみを無駄なく、おいしく消費し、ポジティブな未来へつなぐアクションの輪を、この夏一杯のカップを通して広げていきます」としている。

■スターバックスコーヒージャパン公式サイト

媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=本体価格12,000円+税6ヵ月=本体価格23,000円+税1年=本体価格44,000円+税