フレンチと和食を融合した少席制レストラン、東京・赤坂に新店、体験型外食の動き広がる

和の伝統的な意匠で落ち着いた空間が広がるカウンター
和の伝統的な意匠で落ち着いた空間が広がるカウンター

東京・赤坂に、フランス料理と和食を融合したコース料理を提供する外食店「仁饗の香 赤坂」が2025年12月9日にオープンした。赤坂駅から徒歩圏内に立地し、カウンター5席と個室を中心とした少席制・完全予約制でディナー営業を行う。

同店は、和の意匠を取り入れたカウンターキッチンを設け、調理の仕上げ工程を客の目の前で行う構成とした。天井には網代を用い、内装には組子や襖絵、金箔和紙などの素材を採用している。メニューは2か月ごとに内容を変更するディナーコース2種で、フレンチの技法に和食の要素を組み合わせた構成としている。

カリフラワーのムースと蟹 和風ジュレとキャビア添え
カリフラワーのムースと蟹 和風ジュレとキャビア添え

料理長の瀧田雅也氏は、素材の味を活かす設計を重視し、だしや調理工程に和の要素を取り入れていると説明する。12月から1月のメニューでは、カリフラワーのムースと蟹を組み合わせた前菜などを提供しているという。

華やかな空間の特別室
華やかな空間の特別室

同店は一般個室のほか、最大10人まで利用できる特別室を設置し、商談や会食、少人数の会合などの利用を想定している。特別室には専用の出入口を設け、他の利用客と動線が交わらない設計とした。

外食業界では、インバウンド需要の回復や都市部を中心とした富裕層向け消費の動き、企業の会食需要の戻りなどを背景に、席数を絞ったコース型・予約制の業態が増加している。料理と空間演出を組み合わせた運営モデルが、差別化の手段として採用されるケースも見られる。

代表の中村仁彦社長は、料理だけでなく空間や提供方法も含めた体験の設計が重要になっているとし、同店もそうした流れを意識した運営を行うとしている。

営業時間は平日17時30分~22時。定休日は土日および年末年始。

コース価格は22,000円(税込)と33,000円(税込)で、別途サービス料がかかる。

カウンター5席、一般個室4席、特別室10席の構成。

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食品産業新聞

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昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
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