阪急うめだ地下ツリーテラスに万博で人気を集めたPACKN-TOが出店、万博で人気だった「塩おにぎり」提供 今春には実店舗も開業予定
オオサカムセンデンキ(大阪市西区、島田和明社長)が運営する「PACKN-TO(パクント)」は3月25日から31日までの期間、「塩を知る~高知の天日塩」で阪急うめだ本店地下1階にイベント出展した。
パクントは同社初の飲食ブランドで、昨年開催された大阪関西万博のヘルスケアパビリオン内に通期でブース出店していた。万博後は、イベント催事などで出店をしてきた。阪急うめだ本店では、大阪関西万博でも提供していた「PACKN-TOの塩おにぎり」を数量限定で販売したほか、おにぎりサンドの「PACKN-TOの万博セット」(3種990円、5種1850円)や、新フレーバーのおにぎりサンド「阪急限定セット」(後掛け「塩二郎塩」付、5種2000円)などを販売した。
また、至高のコラボ商品として大阪市内でレストラン「Genji」を運営している元川篤シェフが考案した「レーズンバターサンド」(10個入り2200円)や「さくらのなめらかプリン」(2個セット1200円)なども販売した。惣菜を除くすべての商品に田野屋塩二郎の塩(かん水を含む)を使用したプレミアムな商品を展開した。
オオサカムセンデンキ万博推進課の重枝侑花さんは「万博を機に飲食に参入した。田野屋塩二郎さんに協力を求め、素材の味だけで勝負できる『塩おにぎり』を作ることができた。今回の催事では、万博と同様に『塩おにぎり』に関してはできたてを食べてもらえるよう、持ち帰りではなくイートインでの提供とさせてもらった」とし、今春には実店舗の出店を目指している。
〈塩職人・田野屋塩二郎も来場〉
26日には田野屋塩二郎氏が来場し、自身が精製する塩の魅力を来場者にアピールした。田野屋塩二郎氏は「塩は作り手によって全く味が変わる。塩作りの現場であるビニールハウスには私以外入らせないし、ほかの者が入ると塩が緊張して味が変わってしまう。毎日手で混ぜて少しずつ水分を蒸発させて作る。一番大事なポイントは火にかけないこと。目と鼻と耳で塩の状態を見極める。塩は生き物だ。私の作る塩は呼吸をしているため、10年は固まらない」とした。

塩職人を始めてから、塩とともに寝食を共にしてきた。「ビニールハウスで寝泊まりをしたこともあった。そうすると、塩が目覚める感覚がわかるようになってきた。朝に塩を手で混ぜるとき、『この塩はまだ寝ているから起こさないでおこう』という感じで、起きた塩だけを混ぜる。今回、物販で販売しているのは弟子の塩になる。弟子が作った塩もすべて私の舌に適ったものだし、日本で5本の指に入るくらいのおいしい塩になっている。また今回販売できなかったのだが、新作で3つの塩を作った。『あおさ』『明太マヨ』『鮭』だ。私のフレーバー塩は、塩に出汁を染み込ませるという方法で作っている。鮭や明太子そのものが入っているわけではないのに、塩そのものがその味になるようにしている。自信作ができた」と話した。







