国分・丸紅、ナックスナカムラと山星屋、国分首都圏へ相互出資

国分と丸紅は、国分によるナックスナカムラと山星屋への出資、丸紅による国分首都圏への出資と相互資本参画を通じた提携基本契約書の締結について合意し、28日発表した。

提携の範囲は、首都圏エリアでの食品卸事業、全国での低温卸事業及び菓子卸事業と食品事業分野での国分と丸紅の協業で、具体的には以下の通り。

①丸紅は首都圏を事業基盤とする国分の子会社である国分首都圏の営業力の強化・拡充を目的に、国分首都圏の株式20%を取得する。②国分は、冷凍食品卸事業の強化を目的に、丸紅の子会社であるナックスナカムラの株式51%を取得する。合わせて国分と丸紅は、国分の子会社である国分フードクリエイトとナックスナカムラとの協業を通じて低温卸事業の強化を推進する。

③国分は菓子卸事業の強化を目的に、丸紅の子会社である山星屋の株式20%を取得する。④国分と丸紅は、相互の資本参画を通じた本対象会社の企業価値向上の追求と国分と丸紅の協業による食品卸事業での新たなビジネスモデルの構築に向け、両社で設置する提携推進委員会で具体的な協業の内容を検討する。

<スケジュール>2016年1月1日(予定)=国分によるグループ組織再編実施、2016年2月末(予定)=国分、丸紅による対象会社の株式取得。