優良外食産業表彰式典、新たに生産性向上部門、大臣賞にトオカツフーズなど3社-農水省

農林水産省は「第24回優良外食産業表彰」式典を3月31日、東京帝国ホテルで開催した。国産食材の利用や地域の活性化、画期的なサービスに取り組むかなどの審査を行い、6部門から大臣賞15点、局長賞3点が選定された。新設の生産性向上部門では冷凍弁当「おまかせ健康三彩」を開発したことでトオカツフーズが大臣賞を受賞した。

森山裕農水大臣は「安全安心の食提供はじめ企業努力により地元食材の積極的な活用、新たな販売形態を開くなど様々な活動を行った。社会は核家族化し、訪日外国人増加など大きな変化が起きている。環境変化を好機と捉えて活躍されることを期待する。2020年に向け日本の食文化発信に取り組んでおり、新たな市場に開拓にも尽力していきたい」とあいさつした。

賞状が授与されたのは▽国産食材利用推進部門で大臣賞に魚宗フーズ、牛繁ドリームシステムの2社並びに局長賞に春夏秋冬▽新規業態・人材開発部門で大臣賞にジェイアール西日本フードサービスネット、シャノアールの2社▽地域社会貢献・環境配慮部門で大臣賞にアミノ、東急グルメフロント、三ツ星レストランシステムの3社並びに局長賞にシンエーフーヅ▽快適給食サービス部門で大臣賞にシダックスフードサービス、西洋フード・コンパスグループ、東京天竜の3社並びに局長賞に日本ユニテック▽海外進出・食文化普及部門で大臣賞に京樽、ハチバンの2社▽生産性向上部門で大臣賞に安芸髙田アグリフーズ、崎陽軒、トオカツフーズの3社–の計6部門18社。

–全文は本紙にてお読みいただけます。