尾家産業3月期、ヘルスケアフード事業が計画以上の伸長で103億円

尾家産業は16日、本社で16年3月期の決算会見を開催した(決算概要は既報)。尾家啓二社長は「増収増益であった。注力している既存取引先との取引が拡大し売上げが125億円増え、新規取引先との取引が20億円増加した。取引終了など50億円の減収要因があったが、全体で約95億円の増収となった」と述べた。ヘルスケアフード事業が予想以上に好調で「約30億円増加の103億円を売上げた」。このほか、春と秋の提案会で新商品を18億円売上げて純増となった。

増益要因について、①増収に粗利の増加②値上げの効果③PB商品の拡販④物流倉庫でのボイスシステムの導入による生産性の向上⑤経費削減による販管費の圧縮⑥営業拠点のリニューアル⑦春と秋に全国で15ヵ所ずつ実施している提案会や「やさしいメニューセミナー&提案会」などの実施⑧170店で実施した「OsP」(OIE店舗sTUDY&PROPOsE)-などを挙げた。

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