【春季新商品の店頭カバー状況】1位ニチレイフーズ「五目炒飯」80%の高配荷

本紙では4月下旬~5月上旬、首都圏25店舗と関西地区10店舗の主要スーパーを対象に、家庭用冷凍食品の春季新商品について店頭取り扱い状況(カバー率)を調査した。今春発売された家庭用冷食の新商品19社合計147品(リニューアルは除くが、一部販売エリア拡大商品を含む)を対象としている。その結果、今春新商品配荷率1位は80%という圧倒的な配荷率でニチレイフーズ「レンジでふっくらパラッと五目炒飯」となった。2位には新カテゴリーの明治「濃厚チーズリゾット」が入り、売場に変化をもたらしている。(後日、調査結果表を掲載)

今春の新商品の店頭取り扱い状況を見ると、全147品のうち調査店舗に1つでも並んでいた商品は138品、全商品の94%にあたり、前年並みの高い採用率となった。

一方、総配荷点数は802点で前年(910点)を大幅に下回った。内訳を見ると、首都圏25店舗が617点で前年比7点減にとどまったのに対して、関西地区は185点で101点減少。首都圏は高位安定しているが、前年春大幅に増加した関西の反動減が大きかった。

2割以上の店舗をカバーした商品は47品で、前春(58品)より2割減少。一方で6割以上をカバーして定番化の可能性が高いと思われる商品も、今春はあらわれている。

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