三井食品3月期は売上高5%増、経常利益6%減の増収減益

三井食品は11日に2016年3月期決算を発表した。藤吉泰晴社長ら幹部が発表会を行った。中期経営計画NSP2017の初年度にあたる期だったが、長期ビジョンで掲げた需要創造の実現に向けて、3つの「攻めの基本戦略」と4つの「基盤強化」を実践してきた。

売上高は前期比5.2%増の7,928億円、経常利益は5.9%減%の25億円弱となった。売上高は目標としていた8,000億円には届かなかったものの、過去最高となった。一方、経常利益は、激しい競争が続くとともに、物流費などのコストアップ要因が重なり、僅かながら減益となった。

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