【キンレイ】26年春夏の新商品は市販用冷凍麺3品 売上増のつけ麺に2品を拡充、台湾ラーメンをリニューアルして復活販売

森江康行常務取締役営業本部長(=写真左)と企画部の若生直浩氏(=写真右)
森江康行常務取締役営業本部長(=写真左)と企画部の若生直浩氏(=写真右)

キンレイは3月5日から、春夏市販用冷凍麺の新商品3品の販売を開始している。今回は、同社のつけ麺商品が20年比で253%増と大きく伸長していることを受け、ラインアップに「魚介醤油つけ麺」「あっさり旨辛つけ麺」の2品を拡充するほか、「お水がいらない」のプレミアムラインに「お水がいらない 中華蕎麦とみ田濃厚豚骨魚介らぁめん」を投入。また、「お水がいらない 台湾ラーメン」をリニューアルし2年ぶりに復活販売する。

10日、本社で2026年春夏新商品発表会を開き、森江康行常務取締役営業本部長(=写真左)と企画部の若生直浩氏(=写真右)が登壇し、春夏新商品の紹介や試食を行った。

つけ麺カテゴリー好調の背景には、米の価格高騰による主食代替需要や近年の猛暑といった課題に加え、同社商品の簡便性の高さやコストパフォーマンス、クオリティの高さなどが評価されているという。
今回は人それぞれの「おいしい」に寄り添いたいという思いのもと、既存品「魚介豚骨つけ麺」とは異なる味わいの2品を拡充した。

「魚介醤油つけ麺」は、醬油スープに酢で酸味を持たせ、最後まで食べ飽きないあっさりとした味わいに仕上げた。醬油スープは、ガラスープをベースにかつおとさばを重ねている。麺は国産小麦の中力粉を使用し、全体的にソフトながらもちっとした粘弾性のある食感が楽しめる。麺は300g入りで、具材は入っていない。

「魚介醤油つけ麺」
「魚介醤油つけ麺」

「あっさり旨辛つけ麺」のスープは、2種の唐辛子を使用したピリッとした辛みとキレのある酢の後味が特長。濃口醤油、たまり醤油、再仕込み醤油の3種の醤油を使用して旨みを強く持たせながらも、酢を加えることでシャープな後味を表現している。麺は国産小麦の中力粉を使用するとともに、小麦全粒粉を入れることで小麦の味わいも感じられるようにした。麺は300g入りで、具材は入っていない。

若生氏は「既存の魚介つけ麵では濃厚でとろみのあるスープに負けないよう太麺を使用しているが、今回の新商品2品はさらりとしたスープに相性の良い中太麺を使用している。いずれもスープと麺の味わいをバランスよく味わってもらえる商品設計に仕上げている」と説明した。

今回の新商品発売にあたって「魚介豚骨つけ麺」のパッケージデザインも刷新した。新デザインではフレーバーをアイコン化することで視認性を向上するとともに、麺300g入りの表記を大きくすることでボリューム感を強調した。

「お水がいらない 中華蕎麦とみ田濃厚豚骨魚介らぁめん」は、千葉県松戸市の名店・中華蕎麦とみ田の監修商品。豚骨や肉ミンチを自社工場で炊き出すことにより、本店さながらのざらっとした濃厚な豚骨スープを再現。
魚介スープは、魚介の苦みやえぐみを徹底的に調整し、本店のインパクトのある味わいを追求した。麺は本店で使用している小麦粉を配合し、風味豊かなもっちりとした太麺に仕上げた。規格は474gで、価格はオープン。

「お水がいらない 台湾ラーメン」は、2023年の終売後、再販を希望する声が多く寄せられたことから復活販売に至ったという。

「お水がいらない 台湾ラーメン」
「お水がいらない 台湾ラーメン」


同品は、鶏ガラを自社で炊き出して鶏の旨みと風味を引き出した醤油スープに、自社製の辛味オイルを加えた絶妙な旨さと辛さのスープが特長。具材には鉄鍋でニンニクや唐辛子とともに挽き肉を炒めて作った台湾ミンチと、ニラを盛り付けた。麺は専門店の硬さと風味を感じられ、台湾ミンチやスープと絡む細麺を採用した。
「お水がいらない」シリーズのパッケージもリニューアル。パッケージの下半分を透明にして中身がよく見えるように改良したほか、ストレートスープを強調するキャッチを追加した。

〈冷食日報 2026年3月12日付〉

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昭和47年(1972年)5月
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