「全国お弁当事情に関する調査」を実施 弁当を月一回以上作る人は横ばい、若年層の男性で弁当作成率が増加 / ニチレイフーズ調べ

ニチレイフーズはこのほど、「全国お弁当事情に関する調査」を実施し、6日に結果を発表した。

同調査によれば、弁当を月1回以上作る人の割合は6年前と横ばいで推移した。なお、弁当作成者のうち自分用に作る人は81.2%に上り、調査を開始した2017年以降最も高い結果となった。弁当に冷凍食品を週に1回以上使用する人は63.0%で、2024年の前回調査から0.3ポイント増加した。

「お弁当を作る人に聞いた調査」のうち、年代・性別ごとの「月1回以上の弁当作成率」によれば、女性が弁当を作る割合が20代を中心に低下している一方で、20代・30代の男性が弁当を作る傾向が増加しているという。具体的には2024年比で20代の女性が5.8%減少し、20代の男性は10.2%、30代の男性は13.2%増加した。

「お弁当のおかずの品数」に関する調査では、全体平均で3.40品となった。内訳をみると、自分用のお弁当は平均3.17品であったのに対し、配偶者用は3.71品、子ども用は4.03品と、作ってあげるお弁当ほど、品数が多い傾向がみられた。

性別でみると、自分用のお弁当は男性3.22品、女性3.09品。配偶者用では、女性が作る場合は平均3.75品、男性が作る場合は3.60品となり、女性が男性用に作る方がやや品数を多くする傾向がみられた。子どものライフステージ別では、乳児・幼児は平均4.45品、小学生は4.21品(低学年4.06品/高学年4.36品)、中学生は4.64品と、成長期にあたる年代で品数が多くなる傾向がみられた。

弁当作成者を対象とした「冷凍食品の使用頻度」の調査では、63.0%が「週に1回以上」と回答。前回調査から0.3ポイント増加した。週1回以上の使用率は2018年から2019年で大幅に低下したものの、徐々に使用率が増加してきている。

弁当によく利用する冷凍食品では▽鶏のから揚げ(7.1回/月)▽コロッケ(ポテト/クリームなど、6.8回/月)▽ハンバーグ(5.3回/月)▽ひじき・きんぴらなどのカップ入惣菜(5.3回/月)▽しゅうまい(5.1回/月)――の順で使用頻度が高い結果となった。

【調査概要】「お弁当に関する調査」▽調査対象:全国に住む20代~60代の男女約30,000人▽調査期間:2026年2月10日~25日▽調査方法:Webアンケート。

〈月に1回以上お弁当を作る人の割合が最も多い県は「宮崎県」〉

さらに、都道府県別の調査も実施した。「お弁当にかける経費」では、1位が「神奈川県(290.0円)」、2位が「大阪府(275.7円)」、3位が「佐賀県(274.6円)」の順となった。一方、最も経費をかけないのは「三重県(198.3円)」であった。

「作成時間」に関する調査では、全国平均は17分38秒であった。都道府県別で最短は「大分県(14分19秒)」で、2024年の最短県であった群馬県より短い時間で弁当を作っていることが明らかになった。これに次ぐ2位は「岐阜県(14分46秒)」、3位は「福岡県(15分5秒)」。最長は「東京都(20分53秒)」であった。

全国の20代~60代の男女を対象とした「お弁当を作る頻度」についての調査では、27.6%が「月に1回以上作る」と回答した。月に1回以上作る人の割合を都道府県別にみると、1位は「宮崎県(37.5%)」、2位は「青森県(35.7%)」、3位は「大分県(34.6%)」だった。一方、最少は「神奈川県・香川県(23.1%)」だった。

また、最近1年の外食と中食でランチを食べる際の平均金額では、「休日の外食」が1129.4円と最も高く、次いで「平日の外食」が937.5円、「休日の中食」は795.9円、「平日の中食」は671.2円と続き、平日より休日の方がかけている金額が高くなることがわかった。

〈冷食日報 2026年4月8日付〉

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昭和47年(1972年)5月
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