川商フーズからビール新商品「Beer Maestro」 高品質と低価格実現し、エコノミーカテゴリーに参入
川商フーズは3月2日、「Beer Maestro(ビアマエストロ)」(330ml缶、アルコール分5%)を発売する。本格的なビールの味わいと低価格帯を両立させた商品で、ビールのエコノミーカテゴリーでトップシェア獲得をねらう。店頭価格は150円前後を想定している。また、「プライムドラフト」の販売は継続し、現在ビール化する予定はないとした。
同社は16日に新商品発表会を開催した。
10月に予定されている酒税法改正により、発泡酒や新ジャンルが実質的に値上げとなることから、生活者がビールに流入する「ビール回帰」が加速すると同社は予測している。そうした中で、本格ビールの味わいを低価格帯で楽しめる同商品を発売することで、ビールのエコノミーカテゴリーにおいてNo.1ブランドを目指すとした。

川商フーズの中村行盛社長(写真中央)は、「おいしいビールを手軽に楽しんでもらいたいという思いから、海外で醸造された高品質の同商品を開発した。徹底した品質へのこだわり・現地生産によるコスト最適化の2つを組み合わせることで新たな選択肢を提供し、より一層ビール市場を盛り上げたい」と語った。
開発コンセプトは“毎日の食卓に、妥協のない本物を”。「本物のビールの味わいを手ごろな価格で提供する」というポジションを狙う。チェコの醸造技術を取り入れたベトナムのブルワリーと提携し製造することで、大規模生産によるコストの最適化と日本向けの品質管理体制を実現した。
麦芽100%の設計で、豪・欧州産の麦芽と欧米産のアロマホップ2種類を使用し、ドライホップ製法によって香りを最大限に生かした。柑橘やトロピカルフルーツを思わせるさわやかで軽やかな香りが特徴。苦みはIBU20に設定し、香りとビールらしさのバランスを重視した。
パッケージデザインは大きな筆記体のビア、赤字のラガービール。シャンパンゴールドの背景で香り立つラガーの世界観を表現している。商品名でもある造語「Beer Maestro」は、ビールの巨匠が作り上げた、程よい香りと苦みのあるおいしいビールを表現している。
同社食品流通部酒類グループ長の川上洋平氏(写真左)は、「国産ビールよりも手ごろな価格と、本格的なビールの香りと品質が同商品の特徴だ。日々楽しめる本格的なビールという、新しい選択肢を提供する」と話した。
同商品は3月2日から全国の量販店およびスーパーを中心に展開する。製品発売後も店頭やデジタルでの施策・プロモーションを通じ、製品拡大に努めるという。また、18日~20日に幕張メッセで開催される「スーパーマーケットトレードショー2026」にも出展する。
発表会には料理研究家のきじまりゅうた氏(写真右)も登壇し、同商品と組み合わせるオリジナルレシピを紹介。「ラガー特有のキレのよさもありながら、慣れ親しんだラガーのおいしさが特に発揮されている、ほっとするようなおいしさだ」とコメントした。
〈酒類飲料日報 2026年2月17日付〉
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