輸入在庫は4千t増の15.9万t、輸入品出回り6.4万tに減少-5月豚肉需給

農畜産業振興機構が発表した16年5月の豚肉需給によると、国内生産量、輸入品をあわせた供給量は前月比1万184t減の14.0万t、推定出回り量が1万879t減の13.5万tと、輸入品の出回りが不調だったことで5月末の推定在庫は4,809t増の17.8万tとなった。

うち国産品在庫は、生産が1,878t減の7.2万t、出回り量は496t減の7.2万tと、ほぼ拮抗し国産在庫は788t増の1.9万tとなった。なお前年比では前年同期に19%減少した反動もあるが13%増となった。

輸入品は、輸入量が8,306t減の6.8万t、出回り量が1万382t減の6.4万t、在庫は4,021t増の15.9万tとなった。輸入量が大きく減少したものの、さらに出回り量が減少し在庫は増加したもの。