8月物価モニター調査、豚肉ロースは前月比0.3%高と上昇を継続

消費者庁は17日、8月物価モニター調査結果を公表した。豚肉ロースの価格は前月比0.3%高、前年比では3.3%高となった。ソーセージでは前月比0.2%高、前年比3.3%高と豚肉ロースとほぼ同じ上昇幅だった。なお前月比での上昇幅は7月の1.8%高から縮小した。

豚肉ロースの価格の上昇そのものは、前月から小さくなったものの、意識調査の今後3カ月で価格が上昇すると思うモノ・サービスの回答では、豚肉ロースは0.7ポイント低下の12.8%となり、7月より若干低下したものの、全品目で最も高い数値となっている。

同様に3カ月間で価格が下落すると思うモノ・サービスの回答では5.5%が豚肉ロースと回答、前月から0.6ポイント低下した。

価格の上昇幅は7月からやや落ち着いたものの、消費者にとっては高値が続いているとの実感が強いことが見て取れる。