〈オフィス需要の開拓図る〉

ネスレ日本とカルビーは10月25日、「ネスレ×カルビー共同発表会」を都内で開き、「泡ふわ温フルグラ」と題した朝食メニューの提案を開始すると発表した。

カプセル式カフェマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト」で抽出したコーヒーや抹茶などの飲み物に、シリアルの「フルグラ」をかけるだけの簡単なメニューで、100通り以上の組み合わせを提案する。店頭や両社Eコマースでの販促に加え、「ネスカフェアンバサダー」を活用したオフィス需要の開拓を図っていく。両社製品の裾野拡大と既存ユーザーの利用頻度向上を目指す。

ネスレ日本の「ネスカフェ ドルチェ グスト」は過去にマシンにおける他社とのコラボ実績はあるが、メニューでのコラボ提案は今回が初めてとなる。「ネスカフェドルチェグスト」と「フルグラ」のユーザーは親和性が高いとの事前調査を踏まえ、朝食提案という新たな切り口が「ネスカフェ ドルチェ グスト」の利用シーン拡大につながると判断した。

同社飲料事業本部コーヒーシステムビジネス部部長の古山裕巳氏は「労働の生産性や働き方改革が注目される中、『泡ふわ温フルグラ』であれば省スペース、低コストで朝食サービスを導入していただける。『ネスカフェアンバサダー』を活用して提案を進める」と話した。

一方、カルビーは2014年以降、「フルグラ」ブランドにおける朝食の啓発活動を強化している。フルグラ事業本部企画部部長の網干弓子氏は、「牛乳やヨーグルト、豆乳などほかの食材との食べ合わせや自治体とのコラボ提案など地道な施策を続けてきたことで、フルグラのユーザーは年々増えている。今後は、食べ方の選択肢の一つに『泡ふわ温フルグラ』を加えてほしい」と話した。

同施策の認知拡大を図るため両社では、「泡ふわ温フルグラ」キャンペーンを12月31日まで実施。また「ネスカフェ原宿」および「ネスカフェ三宮」において、5種の「ネスカフェ ドルチェ グスト」と4種の「フルグラ」を用意し、11月5日までの期間限定で「泡ふわ温フルグラ」(500円)を販売する。朝の時間帯は100円で提供。

〈食品産業新聞2017年11月2日付より〉