一般社団法人全国清涼飲料連合会(全清飲)は21日、循環型社会に向けた活動の一環として「第11回容器包装研修会」を都内で開催した。それぞれの容器の専門家から直接話が聞ける絶好の機会のため、清涼飲料や包装・資材メーカーの他、農林水産省・経済産業省・厚生労働省・環境省・関東農政局・関東経済産業局などの行政関係者や、消費者団体などが数多く出席した。

今年は特別講演として、「食品用器具及び容器包装の規制の在り方について」をテーマに、厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部の磯茂樹容器包装基準専門官が話した。

研修会は、3Rの推進といった観点から、包装資材の製造からリサイクルまでの流れを体系立てて学習できる貴重な機会となっている。容器について正しい知識を持つ担当者を増やすことで、飲料業界の3R推進への取り組みを積極的にアピールしていこうというもの。また、研修で得た知識を活用し、製品の環境配慮設計などを推進することもねらいとなっている。

講演では、PETボトル、段ボール、ガラスびん、スチール缶、紙・紙パック、プラスチック、アルミ缶、について、各素材別のリサイクル推進団体、容器包装製造業界の講師が説明した。全清飲の中田雅史専務理事は、「この会は昨年に第10回を迎え、11回目の今年は新たなるステージに入っていくと感じている。容器包装リサイクル法も20年を超過し、着実にリサイクルの仕組みづくりができてきた。本日はその仕組みづくりに携わる皆様に集まっていただいた。ぜひ、この場を有効に使っていただきたい」と話した。

<食品産業新聞2017年11月30日付より>